とても悩ましいカメラバック選びの光明となる? Amazonベーシック製カメラリュック
カメラ趣味を始めると、カメラ本体やレンズ以外のことでも色々と悩むことが出てきます。以前その筆頭として「三脚」について書きましたが、今回は「カメラバッグ」について。
▲三脚に対してウダウダ書いているのはこちら
カメラバッグ選びも三脚に勝るとも劣らないほど難しい。
・持ち歩くんで「機動性」は重視したいですよね。
・なるべくコンパクトで持ち歩きも苦にならない「機能性」も欲しいです。
・でも「収納力」も捨てがたい。せっかく撮影に繰り出すんだからいろんな機材を試したいし、大事なカメラだからしっかり保護もしたい。あと出先で画像を整理したいからPCも持ち込めたらいいなとかも思ってしまう。
・ザ・カメラマンみたいなスタイルはちょっと…。そんなにガチじゃないです。
・普段使っているカバンと同じようなタイプが良いな。
・安ければなお良し!
って、そんな都合のいいカメラバッグは存在しない!!!!!
と声を大にして言いたいんですが、本当にないんですよこれが(笑)。
知り合いのカメラマンとカメラバッグに関して色々話をする機会があるんですが、結局用途に合わせたカメラバッグを複数個持つしかないという結論に達します。
カメラマンっぽくないデザインを選ぶとやっぱり機能性が落ちるし、たくさん機材を持ち込みたいならリュックタイプかコロが付いてるタイプを買うしかないんです。そこに少しでも「機動性」を取り入れたいなら「収納力」を犠牲にするしかないんですよね。
僕もカメラバッグを選ぶにあたり、肩掛けはカメラマンぽいし邪魔くさいからNG、リュックタイプはカメラが取り出しづらいし夏場は背中に汗をかくからせめて…という理由でメッセンジャータイプのものを探して、見た目もスタイリッシュなクロームの「NIKO MESSENGER BAG」をチョイスしました。
▲僕が買ったのはこれのさらに防水性を高めたやつ
もともとメッセンジャーバッグで有名なメーカーなのでカバン自体の出来映えには特に文句もないんですけど、やっぱり多くの機材を入れ込むようにはできていなくて、せいぜいカメラ1台に明るいズームレンズ2本が適正といったところ。
それでも無理やりカメラ2台とレンズ3本入れられなくはないんですが、背負った時に結構肩が痛くなるんですね。
先日取材で上海に行ったんですが、3泊4日の間、撮影も自分がやらないといけなかったのでそれなりに機材を持ち込まなければならず、どうにかならないもんかと考えた末にたどり着いたのがこれ。
言わずと知れたamazonベーシックのカメラリュックですね。
22Lという容量を持ち合わせておきながら価格が5000円以下という超破格なお値段。
当初は安かろう悪かろうと思っていて特に候補にも入っていなかったんですが、プロカメラマンの一人が買っていて背負わせてもらったらクロームよりも遥かに背負い心地が良くて「何これ!? まじ!??」ってめちゃくちゃ盛り上がるという。
もう秒で買いましたよね。その時ちょうどセールもやっていたのも良い後押しでした。
どうですか? 結構やりおるですよね? 今回はミラーレスシステムでの収納ですが一眼レフでもそれなりに入るんじゃないかと。カメラ2台と大三元、ストロボ2台くらいはいけるんでは?
これだけの量の機材なので背負えば重たいですが、これよりも少ない機材量でクロームのカバンを使っていた時とは雲泥の差で体への負担は少なかったです。
飛行機へも持ち込めましたし、海外でも肌身離さず持ち歩いていました。
ただし、カメラの出し入れはあまりよくないですし、必ず寝かせてから開かないとカメラが落下するのでそこだけ注意。
単純に「機材運び用」と割り切ればかなりコスパが良いと思います。僕もそのつもりで買いました。
あとは耐久性ですね。すぐに壊れるような作りではなさそうなので、ヘビーユーズしなければそれなりに保ってくれるじゃないかなと。
リュックタイプは好きじゃないけど機材をたくさん持ち込みたい時のサブバッグとしてamazonベーシックのカメラリュック、大いに有りです!
他にも色々あるので、物は試しに買ってみては?
安いけど、ボロでは決してないみたいですよ?
二度目の上海フォトブログ〜FUJIFILM X100F〜
見ての通りの上海ですね。
前にブログでも書きましたが今回海外で年を越しまして。残念ながらプライベートではなく仕事ではあったんですが、それでも正月度返しにしても良いくらいいろいろと貴重な体験をしたなぁという感想です。
日本人としてはやっぱり年末はゆっくりして「紅白」か「笑ってはいけない」を見て、お蕎麦を食べて初詣に行くとか、そういういつもの年末年始らしいことをしないと年を越した感が出ないんだなぁって実感。
旧正月がメインの上海はほんと普通通りで、2日からは平常運転で仕事が始まってましたし。
先日近所の神社に遅めの初詣へ行ってようやく気持ち的に2020年を迎えたような感じでした。
とはいえ、上海では取材先のイベント主催者の方が本当によくしてくださって、美味しいものをご馳走になったり、昨年6月に行った時とはまた違う上海を見ることができて結構充実していました。
取材の模様は今月25日発売の月刊ホビージャパン2020年3月号をご覧ください。
中国の模型への熱意は日本にも負けていないというか、もしかしたら超えているかもしれないですよ。それぐらい凄かった…。
ここではそういった模型以外のふらっと撮ったスナップをお届けします。
▲6月に上海へ伺った模様はコチラ。こっちもただのスナップ
ちなみに写真はすべて富士フイルムのコンデジX100F。夜景はRAWから現像したものでそれ以外はJpeg撮って出しです。
前回の上海ではまだ持ってなかったんですよね。コンパクトでセンサーが大きいことの恩恵を体感したのでした。
“ガジュマルサプライズ”で始まりかける「おっさんずラブ」
12月が僕の誕生日なんですけど、12月のとある日に突然先輩のおじさん社員から「これあげるよ」って可愛い紙袋を渡されて、中を見たらまあなんとも可愛いガジュマルが入っていたんです。
その人とはよくつるんでて、水槽や爬虫類趣味を始めたのもその人がきっかけ。
少し前にロケ先でたまたま見かけたガジュマルにちょっと心奪われて、いよいよ植物にも手を出しちゃうおうかなぁ〜みたいな話をしていたんです。
そうしたらまさかのこのサプライズですよ。
「…え? え!? これどうしたんですか?」
「いや、駅で売っててさ〜」
たまたま見かけて? しかも、ロケ先で見かけたガジュマルではさすがにないんだけど、僕が思い描いていた通りのガジュマルでこの人マジですごいなって。
サプライズ免疫がほぼなくなっているので、危うく「おっさんずラブ」が始まるところでした。
ほんとここ最近で一番嬉しい出来事で、いろんな人にこのことを自慢しては「いい年のおじさん同士で何やってんの?」ってキモがられるという。
何はともあれ大事に育てないと。
枯らしたら先輩社員に何か起こりそうなんで(笑)。