にわかから始まる趣味のススメ

にわかに“面白かった”ことを写真とともにお届けしていきます。

今年も悩ませれる「ライカフィールド」2019

毎月の仕事の山場が過ぎました。

文章を作る力を仕事に注力し過ぎてブログ書くのが厳しかったですね…(笑)

 

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ということで、遡ること1ヶ月半前の話になるんですが、今年の正月は実家に帰らず、一人年を越して、正月明けの走りはじめとして横須賀に行ってきました。

 

もう少しで地元よりも東京に住んでいる期間の方が長くなるのに、何気に横須賀って行ったことがないことに気付き、一路横須賀へ。

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▲仕事で借りていたEOS Rと試作段階の28-70F2というバケモノレンズで撮影した愛車。製品版とどう違うのかいつか試してみたいものです

年末年始は東京も人が比較的少なくなっていてドライブするなら最適! とタカをくくっていたのですが、今年はそうでもなかったですね。でも横須賀の地は非常に閑散としていました。

 

ツーリングに行く時はお供のカメラを用意するのですが、この時は久々にアイツを使おうということで、ライカM3をチョイス。唯一持っているMマウントのメガネつきズマロンF3.5をくっ付けていざ横須賀へ。

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▲前回のブログで紹介したレンジファインダーの帝王・ライカM3

 

pe110.hatenablog.com

 

前回こうしてライカのことを紹介していながら、実はライカで写真を撮るのは非常に苦手(笑)。

 

ご存知の方も多いと思いますが、ライカって今のカメラに比べて撮影可能な最短距離が非常に長いんです。今のレンズはまだまし(?)なのですが、この頃は標準画角の50mmで1m。35mmでもメガネ付きであれば65cmまで寄れるにせよ、それでもその長さです。ちなみにメガネ無しは1m。

 

もうこの距離感が絶妙で、私の中で勝手に「ライカフィールド」と名付けているんですけど、この最短距離1mのライカフィールドに入るとたちまち平凡な絵づくりしかできなくなって、上がってきた写真を見るとなんだか「お前にはまだライカは早い」と、自分の写真の才能の無さを突きつけられているような気がしてすごいショックを受けるんですよね…。合ってないのかもしれません。

 

一度持ち出しては傷心からしばらく使わないことが多いライカ

この日は新年だししばらく使っていなかったし…ということで使ったのですが、近年では珍しくシャッターがバシバシ切れてあっという間に36枚のフィルムがなくなりました。

 

2019年は幸先がいい…?

 

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▲海辺で佇むご老人。なぜかフランスパンを小脇に大量の鳥を呼び寄せていました。正面から撮る勇気は出ず

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▲戦争を体験した世代では全くないですが、戦争を思わせる物を見ると自然と悲壮感を感じるのはなぜなんでしょうか

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▲古いレンズなので逆光にはすこぶる弱いですね。逆に考えれば今のレンズだとこんな風にはならないので、オールドレンズならではの写真ということで採用です

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▲だんだん様子がおかしくなってきましたね(笑)。よく分からない斜め写真を人は小賢しい写真と呼ぶ

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▲面白い被写体だったのでもっといい構図を探したかったのですが…ライカフィールドに飲まれていた気がします


結局、上がってきた写真でまあまあ…って思ったのはそんなにありませんでした。

 

最短距離の長さもそうですけど、ボケ具合がわからないレンジファインダーっていうのも平凡な絵づくりの原因なのかもしれません。

主題を見定めるのが難しいというか、自分の視点がどんどん散漫になっていく感じ?

 

昔の人はすごいなぁ。

けど、昔はこれが当たり前だったから使えて当然、と言われちゃうかもしれませんね。

 

使ったフィルムは富士フィルムアクロス100でした。昨年生産終了が発表されましたけど まだ買えるみたいです。

 

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