にわかから始まる趣味のススメ

にわかに“面白かった”ことを写真とともにお届けしていきます。

日本発の革靴ブランド。知る人ぞ知る「ローリングダブトリオ」を体感する

今年度もそろそろ終わりですね。年末年始よりも3月の方がよっぽど落ち着きます。

 

3月19日現在も世界はまだまだ混乱している最中ですが日常は関係なく訪れるわけで。
普段と変わりなく締め切りに追われ、縁あえあれば自ずと新しい革靴が手元にやってきちゃうんです。

 

タイトルにもある通り、今回手に入れたのは「ローリングダブトリオ」というメーカーの革靴。
服好き・靴好きには割とメジャーなのか周りで知っている人も結構いるんですけど、ネットで調べても情報量はかなり少なめ。

僕もたまたまyoutubeで見かけて知って、いつか手に入れたいと思っていました。

www.youtube.com

▲レッドウィングジャパン元代表・鈴木理也さんの動画の2本目で紹介されているくらいですから革靴ファンの中ではメジャーなメーカーっぽい

 

www.craftbank.net

上の公式サイトで各モデルを見てもらいたいんですが、これが絶妙にいいんですよ。

代表モデルともいうべき「COUPEN」は、短靴よりちょっと長めだけどハイカットほどじゃないあまり見ないスタイルに丸みを帯びたフォルムで可愛らしさも持ち合わせていながら、つま先にチップを配して無骨さのエッセンスも盛り込んだなんとも魅力に溢れた一足。

 

「CASPER」は縫い目がない一枚皮で形作られていて一見めちゃめちゃシンプルなんですけど、エイジングが進むとバッキバッキにシワが入るしモノによっては茶芯が出てくるしで、履いたまま寝てやりたいくらいの靴ですね!

 

そもそも「ローリングダブトリオ」とは? 注目したポイント。

先走ってモデルの話をしてしまったんですが、「ローリングダブトリオ」は、東京は浅草で生まれた「MADE IN JAPAN」な革靴ブランド。
詳しくは上の動画を見て欲しいんですけど、浅草って靴作りで有名なんだそうな。


革靴といえば、ジョンロブ、トリッカーズ、チャーチ、チーニーなどなど有名ブランドを挙げたらキリがないイギリスや、パラブーツなどでおなじみのフランス、オールデン、ホワイツブーツ、レッドウィングといったアメリカがやっぱりメジャーというか、そういう海外メーカーのものに目を向けがちですよね。僕もそうです。


でも海外製の靴って日本人向けになってなかったりするから足に合いづらかったりするじゃないですか? そこで、おおよそ日本人向けに作られているであろう「日本製」ですよ。
僕が「ローリングダブトリオ」に注目したのは、モデルのかっこよさもそうですけど海外製では味わえない日本製ならでは履き心地を実現しているんではないか? と思ったからなんですね。

 

で、手に入れたのがコチラ。

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欲しいと豪語していた「CASPER」でもなければ「COUPEN」でもないという…。

というのも、新品を譲ってもらった同僚が、試し履きをした時は大丈夫だったんだけど受け取った後に改めて足を通してみたらなんかイテェ…ということでタンスの肥やしにしていたものを僕が買い取ったから、なんですね。


知らないモデルではあったんですが、ローリングダブトリオにしてはかなり格安(数が出回らないのでセールとかにならないし、日本製なので並行輸入とかの格安モノが存在しない)で、チャッカブーツ自体は持ってなかったので、いい機会だと思って二つ返事で買い取りました。

ローリングダブトリオ「ANGELUS」

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ミレー作「晩鐘」をイメージしたとされる「ANGELUS」。実際に絵を見ても描かれている人はスリッパみたいなの履いちゃってるんですけど、この横からのアングルを見て分かるようにチャッカはチャッカでもクラシカルなウェスタンチャッカというモデルになるんですね。
絵の雰囲気としては確かにそんな感じ。

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▲結構強めのアールを描いてますよね

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▲銀面はシボ革。このタイプの革靴も持っていませんでした

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▲同僚は「部屋履きしかしてない」と言ってましたが、全く沈み込んでいる素振りの無いド新品なインソールだったのでそうなんでしょう

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▲レザーソールなんですよね。これも初体験。細いキズがあるのはレザーソールなのでしょうがないです

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▲ブランドロゴ!

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▲布紐付き。装着されているのは革紐。革紐の方が断然しっくりくるんですがあえての白布紐っていう外しかたも悪く無い…かも?

プレメンテを行う

僕は何は無くとも履き卸す前には必ずメンテを行います。お店で買った場合もそうですね。

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▲靴紐を外します

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▲シューキーパーを入れます

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▲馬毛ブラシでホコリを落とす感覚で全体をブラッシング。ベロの内側など入り組んだところは重点的に

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▲クリーナーで古いクリームなどを落としてまっさらにします。これは水性ですが、靴クリームやワックスガッツリなドレッシーなタイプだと油性のものがいいらしいです。この靴はそんな感じでは無いので水性で

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▲こんなに落ちます。古い靴クリームなのかオイルなのか…。これ見ると綺麗な靴をお店で買ったとしてもプレメンテしておきたいって思いません??

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▲油分の抜けが多そうなので浸透性の高いデリケートクリームを入れておきます

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▲デリケートクリームが入れ終わったら靴クリームを入れて磨いていきます。変に色付きを入れてもあれですしそもそも持ってないのでナチュラルで

プレメンテ完了!

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▲before→afterでかなり変わり映えしますよね!

履き心地について

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2日間履いてみての感想にはなるんですけど、元々しっかりサイズを合わせて買ったものではないのとチャッカブーツタイプということもあって少し余裕があるかな? という感触。最初ハーフサイズ落としても良いかもと思ったんですが、足の横側に若干当たる感触(靴擦れするほどでは無い)があるのでなんとも言えないところです。
とりあえず履きやすいは履きやすいかな?

 

つま先に先芯が入っていないタイプなので履きジワの入りかたが面白そうです。ただ、歩いてみるとアールの強いソールに地面が追従してくるので、甲の履きジワはなかなか出なさそう…。ジックリ履いていこう。

 

レザーソールも思ったよりも良い感じ。雨の日は怖そうですけど。

 

とりあえずはそんな感じでしょうか。

 

ローリングダブトリオ、知らない人はぜひチェックしてみてください。カジュアルシーンでもガッツリ活躍してくれるアイテムばかりです。

価格は6〜7万円代で安売りが期待できないとなると少々ハードルが高いですが、革靴は費用対効果が高いので必ず元は取れると思いますよ。

 

ANGELUSのエイジングを楽しみながら、次こそはCASPERを…! 

 

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