にわかから始まる趣味のススメ

にわかに“面白かった”ことを写真とともにお届けしていきます。

“定番”の凄みを体感できる一足。レッドウィング 101 ポストマン。

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不要不急の外出自粛の煽りを受けて(?)靴ケア用品を買おうとネットを徘徊していた時、ふと頭をよぎるヤフオクのウォッチリスト。

締め切り間際の待ちの状態という最も心に隙が生まれやすいときというのもあって、買い物ついでに勢いで買ってしまいました。

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はい、レッドウィング不動の定番短靴モデル「101 ポストマン」です。

 

かれこれレッドウィングだけで7足、トリッカーズとローリングダブトリオを合わせると計9足の革靴を所有していますが、短靴はこれが初めて。

 

去年の夏前頃から短靴は欲しいと思っていました。当初は買うならトリッカーズのバートン、厳密には短靴じゃないけど、ローリングダブトリオのコペン、レッドウィングであればmil-1かなぁと漠然と考えていて、ヤフオクをメインに出会いを待つ日々を送っていたんです。

 

その間にハンツマンやらフラットボックスやらモールトンやらアンジェラやら買ってましたが…はっきり言って買いすぎっすね(笑)。
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4足を経て、結局買ったのがさっき挙げたラインナップのどれでもなくポストマン。

www.redwingonlinestore.jp

ポストマンについては上のサイトに詳しく掲載されているのでぜひ参照にしていただきたいのですが、名前のごとく郵便配達員が履いていたモデルで、レッドウィングの短靴シリーズでは最も“定番”なモデル。

当初は地味に思えて全く興味もなかったんですが、去年の夏以降、靴などを経て服飾への興味が強くなってそれ関係に詳しい友達と話をしたり、youtubeで「アニ散歩」を見まくったりして趣味嗜好が変化。

www.youtube.com

▲面白いのでぜひ見て欲しい! もっと評価されてもいい番組です

あと、これまでの人生で“定番”ってものを選んでこなかったっていう経験もポストマンを購入する後押しになったところもありました。

 

エアマックスが流行ってた時には安いニューバランスとかを履いていたり、ギターを買うとなればヤマハではなくタカミネを買ってみたり(結局のちにヤマハも購入)、大学でバンドやった時に買ったエレキギターミュージックマンリッケンバッカーデューセンバーグ。いまだにレスポールストラトどっちか買っとけばよかったってたまに思います。使う機会があるわけじゃ無いけれど。

 

カメラもニコンキヤノンではなくてリコーだったし、レッドウィングだって、最初の一足はABCマートモデルの9105だったっけ? これはヤフオクで安かったっていうのもチョイスの理由でもあります。

 

そうやって、人と被りたく無いとかオンリーワンを狙いたい(?)っていう気持ちからちょっと外したものを選んできた人生だったんですが、“定番”と呼ばれるものにはそうなるに値する魅力があるということにようやく気づき、最初の短靴を買うならまずはポストマンだな、と購入に至ったというわけです。

 

ポストマンの所感

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▲ザ・短靴。無駄なものは一切そぎ落とされたようなフォーマルスタイル。軍用などのサービスシューズが基というのも頷けます

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▲一度履いただけの新古品を選んだので価格は安めでした。新品もレッドウィングの中ではリーズナブルな方。つま先に若干のシワはあったものの、インソールに凹みはなく、ソールの削れもほとんどわからないくらいだったので間違い無いでしょう

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▲自分視点である上からのアングルだと横からのアングルよりもつま先がシャープに見えてドレッシー感が強くなるのが印象的

先日履き下ろしついでに近所のスーパーまで歩いてみたらこれがもうビックリで。

めちゃくちゃ歩きやすいんです。「これスニーカーじゃん!」って言っても大げさじゃないくらい。8足所有している中でダントツですね。

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こんな成りしておきながらソールはつま先とカカトが分離していないタイプ。これがかなりのクッション性を有していて、革靴特有の地面からの振動を逃がしきれていない感じがないんです。白い一枚タイプのクレープソールもクッション性が売りだったりしますが、別次元です。

 

またこのソールの形状はカジュアル要素も与えてくれていて、スーツなどのフォーマルスタイルだけでなくジーンズやチノパンなどのカジュアルルックにも合わせやすい。

カジュアルな服装を足元で締めるみたいな合わせに大いに活躍してくれそうです。

 

履き下ろし用プレメンテ

革靴買った時には必ず行っていることですね。内容はほぼ一緒です。

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▲靴紐を取ります。ポストマンの靴紐、布の平紐でちょっと安っぽい印象。ロウ引きの平紐に変えてもいいかも…

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▲ベロが分かれているタイプ。埃がたまらなくていいですね。短いのが特徴的

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▲ベロの裏にはラベルが付いてます

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▲何は無くともシューツリー(シューキーパー)を入れます。専用のものあればそっちのほうがいいんだろうけど、ケア用とか2、3日の間入れておく程度であればなんでもいいです。持ってないよりマシ

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▲革が張って手を入れやすくなります。ここから本格スタート

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馬下ブラシでホコリ落とし

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▲今回は固く絞った綺麗な濡れ雑巾で全体を拭きあげます。やったりやらなかったりするんですが、「アニ散歩」に出ていた有楽町の靴磨きの人がやっていたので今後は毎回やろうと思います

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▲濡れた雑巾で拭うのは表面の汚れを取るためと革に若干水分を補給するため。これだけでちょっとツヤが戻った気がします

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▲クリーナーで古い靴クリームや汚れを落とします

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▲プレメンテでは毎回デリケートクリームを一回挟むんですが、高級靴クリームの定番「クレム1925」を導入したのでいきなり使ってみることに

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▲クレム 1925は栄養分も高く浸透力も高く伸びもいいのでサッと満遍なく塗ることができました

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▲豚毛ブラシで靴クリームの栄養分を革に押し込むとともに表面を磨いていきます

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▲豚毛ブラシの後は布で磨き上げ、僕は馬毛ブラシで軽く仕上げを行っています
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▲購入直後(左)、ケア後(右)。ツヤ感がアップしました

脱ぎ履きしやすい短靴でしかも歩きやすいとなると、今後ヘビロテ待った無しな1足になりそうです。自由に外出できる日が今から待ち遠しい…。

 

また期間が空いたら経年変化の具合と所感をお届けしていきます!

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