にわかから始まる趣味のススメ

にわかに“面白かった”ことを写真とともにお届けしていきます。

道具で楽しむ自炊生活

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緊急事態宣言も落ち着きつつあって、これから徐々に日常を取り戻しつつある(?)今日この頃ですが、前々回のブログでも書いたように、この緊急事態宣言をきっかけに自炊を復活させて、テレワーク中は仕事そこそこに「今日は何を作ろうか」ばかりを考える日々を過ごしていました。

pe110.hatenablog.com

 ▲新調したトングがすごかったって話です。オススメです

 

こうして自炊を復活させたのも、単純に買い食いによる出費がもったいないという話だけではなく、料理の写真も撮りたかったから。ちゃんとそれなりに綺麗に。

自分が食べること以外に何か目的がないとモチベーションが維持できないなと思ったんです。

 

だから、肝心な食材よりも調理道具や撮影道具への欲求が高まってしまい、
・鉄フライパン
・アルミフライパン
・トング
・まな板
・土鍋(ご飯炊き用)
・食器類複数(主に100均)
・ランチョンマット数枚
・レフ板
・ブームスタンド

などを次々購入。
ちなみにこれらがなくても料理はできたし、写真もまあ撮れました。むしろ、写真撮るのが目的なんだったんだからクオリティを高めるものをもっと買えよって話ですよね(笑)。

そしてついにこいつを購入。

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包丁です。

包丁は持ってます。4、5本。
ただ、もう学生時代に買った安物だったり、実家から送られてきた切れるけど刃こぼれしているやつだったりするので、せっかくだから買っとくか! 的な。

 

僕の記憶が確かなら、包丁ってガチなものは金物屋さんなどの専門店で、安物はホームセンターないし100均で買うもので、食材がくっつきづらいように穴が空いているはずなのにそれなりにくっついてくる包丁セットをホームセンターで買ったものをずっと使ってきたんですが、今はもう通販とかでも良さげで割安なものがたくさん売っているんですね。

 

色々調べて、めちゃめちゃ悩んで買ったのがこのひと振りでした。

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▲刻印入り。包丁としてはかなり有名なところ…だと思う

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▲箱入りで錆止めの袋に包まれて入っていました。あまり高いものではないのでブリスター入りだとばかり思っていたらこうだったのでちょっとテンション上がりました

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▲ちなみにペティナイフです。刃渡り15cm

ペティナイフも持ってはいるんですが、刃渡り9cmの果物の皮むきが主戦場みたいなタイプしかなかったので、小回りが利きつつメインも張れる15cmクラスのものが欲しかったんです。

あと、小ぶりの包丁でササっと食材を切ったりするの、なんかかっこよくないですか?

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▲これまで使ってきた包丁たち。ほぼ一番右しか使ってませんでした

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岐阜県は刃物で有名な関市のメーカー「兼松工業」がリリースする業務用包丁。

ちなみにこの包丁、「日本鋼」なんです。

包丁って大概ステンレスか、おままごとに使いそうな見た目のセラミック製で、鋼は出刃包丁とか柳刃包丁とかそういう日本古来の包丁に主に使われているものみたいなんです。

 

鋼の包丁は切れ味が良いけれど、取り扱いが悪いとすぐ錆びたりします。あと割高ですね。安い包丁で鋼のものはあんまり見たことがないです。

ステンレスは、そうした鋼の包丁のデメリットを克服したもので、ラフに扱いやすくてサビづらい。かつては切れ味はやっぱり鋼だと言われてたみたいですが、最近はいろんなステンレスを使ってすんごいものも出てきています。「世界一切れる包丁」もステンレス。

セラミックはあんまり興味がないので調べていないですが、ステンレスと同じ感じかな? なんか変わった形のものが多いです。

 

明らかにステンレスやセラミックの方が使い勝手がいいのに、あえて鋼の包丁を選んだのは、手間がかかる方が大事にするかなと思ったから。

革靴と同じで、自分だけの1本になってくれそうな気がしたからです。

 

そのためにこんなのも買いました。

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砥石です。

 

砥石メーカー(?)としてはおなじみらしい、キングというメーカーのものになります。

 

本当はシャプトンの「刃の黒幕」というものが欲しかったんですが、このご時勢だからかずっと欠品。
「刃の黒幕」シリーズは愛用者も多くて評判も良く、いろんなもので包丁を作っているYouTuberの「圧倒的不審者の極み」さんが使っていることでも知られています。

 

刃付けと中研ぎを兼ねた800番と仕上げの6000番がセットになったもので、包丁研ぎ初心者の自分には充分かなと思ってこれにしました。

 

包丁とともに砥石も買っておいて功を奏したというか、この類の包丁って買ったばかりだとホント切れなくて、ちゃんと切れるようにまず研ぐところからスタートする必要があります。

 

で、いきなり買ったばかりの包丁を研ぐのも勇気がいるので、持ち合わせの包丁で練習。

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▲これが…

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▲こう!

ネットの情報や動画を参考にやってみると意外とできる包丁研ぎ。見違えるほどに綺麗になりました。

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▲これが一番綺麗に仕上がったかも

もちろん見た目だけでなく切れ味も見違えるものになったので、包丁買わなくても砥石はぜひ買っておいた方がいいです。
よくコロコロ転がすシャープナーってのがありますけど、あれは瞬間だけ。あと使いすぎると刃がボロボロになるようで、僕の包丁も細かい刃こぼれが付いていました。そんな刃こぼれも研ぐことでかなり軽減されました。

 

ふと復活させた自炊なのに、道具を買いあさりいよいよ包丁まで研ぎだし…男が料理を始めた時のダメな部分全開ですね(笑)。
でも、やっぱり道具にこだわると使い勝手はいいですし、料理作るのも楽しくなります。

 

テレワークが少なくなり自炊する機会は減りそうですけど、道具のおかげで続けていけそうな予感…。

 

続けられたら、買い足したキッチン用品のことや、包丁の研ぎ方もブログにしていきたいですね。

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