デジタル社会だからこそアナログな「文房具」の注目したい
定期的に「文房具」に凝りたくなることありませんか?
そんな突発的な発作が自粛中の自炊再開によるキッチン用品買い漁り事象とともに起こりまして、Amazonを漁っては貴重な時間を潰す日々を過ごしていました。
そして文房具ではない余計なものを買って無駄な出費をするという…。
僕の本業は雑誌編集者。PCはもちろんよく使うけど同じくらい文房具も使います。比較的オールドスタイルですしね。インデザインとともにPCとにらめっこ…なんてことはせず、紙に鉛筆で下書きして、赤いサインペンで清書したラフをスキャンしてデザイナーに送っています。
他誌の人から驚かれたりすることも多々。でもこれが一番しっくりくるし、僕らが考えなくても良いことを考える必要もなくなるから早いし楽なんですよね。
ちょっと話は逸れたんですけど、そんな感じで日々文房具ととともに仕事をこなす必要があるので、会社から必要なものは全て支給されています。
そういったありがたい環境にいると、それに甘えて文房具の管理が煩雑になるというか、会社から打ち合わせ先へ出かける際、カバンへノートと1本のボールペンを投げ入れ、帰ってきてもカバンの中のボールペンは取り出さず、デスクの予備のボールペンを使って仕事をする。それが社内での打ち合わせだったとしても胸ポケットに挿してそのまま帰宅しちゃうとか。
デスクから無くなっても会社のストックからすぐ持ってこれちゃうので、行き先の困った文房具たちが自宅に貯まって処理に困っちゃうんですよね…。僕のズボラな性格の問題かもですが。
それを解消するためには「筆箱」を買うしかないな、と。管理する場所を作れば、そこら中に文房具が散乱することも減るだろうし、社会人で筆箱を用意しているってなんかちゃんとしてる感じがして良いなと、今更思ったわけです。
で、買ったのがこれ。
1835年創業のドイツが誇る文房具メーカー「ステッドラー」のレザーペンケース。
ドイツブランドにめっぽう弱い日本人ならではのチョイス(笑)。ただし製造国はバングラディッシュ。
なるべく長く使えて、使い込んでも味が出る革製品が良かったのも選んだ理由です。
実際に使ってみて、そのスタイルは申し分ないんですけど、このいちいち紐を解いて縛ってっていう行為が結構面倒。
同じようなタイプでワンタッチで展開できるものや、ロール状態でもペンを取り出しができるタイプが別メーカーにあったりするので、実用性を考えたらそっちを選んだ方がいいかもしれません。
とりあえず継続して使っていくつもりですが、いつまで続くかな?(笑)
かつては分厚いシステム手帳とボールペン、っていうのが社会人らしいスタイルとして憧れたものですが、今となっては予定の管理はスマホかタブレットですしね。
そんなデジタル社会だからこそあえてアナログなものに注目してみるのも面白いと思います。
筆箱のバリエーションもビックリするくらい多いので結構目移りしちゃいますよ?