SDカードの刺さり方、表派? 裏派? なこだわりの話。
久しぶりな更新のネタとしてはちょっとアレなんですけど、ずっと気になっていたことがありまして…。
デジタルカメラを使われている皆さんの中に、SDカードをはじめとする記録媒体をカメラに差し込む際、コチラに表(ラベル側)が向くか裏側が向くかで違和感を感じたりする人はいらっしゃらないでしょうか?
記録媒体がどっち向きで刺さろうが機能的に問題があるわけじゃないんですけど、気持ちの問題? 差し込む際に表(ラベル)がコッチを向いていたほうがしっくりくるというか、気持ちがいいんですよね。
ちなみにトップ画像と上の画像はオリンパス OM-D E-M1X。現時点でのフラッグシップモデルはラベルがこっちを向いて刺さるんですが…
かつてのフラッグシップモデルである初代E-M1は裏なんですよ。同じメーカーで同じOM-Dシリーズにも関わらず。
これがもうずっと違和感で、E-M1Xを購入したときは、ついに…!! と意味もなく感激した思い出…。これが購入のきっかけの数%を担ったと言っても過言ではないです。
個人的にはバリアングルが非常に残念だったんですけど、それはまた別の話。
ちなみにE-M1 Mk-2の時点でそうなっていたかもしれないですが、持ってないので知らないです、はい。
こんな風に記録媒体の刺さる向きを強く意識するようになったのも…
同時期くらいに購入したニコン Dfが表を向いていたからなんです。併用するとSDカードを挿す際に違和感があって、時々ちょいイラする日々。今となっては慣れやE-M1Xとの併用が主になっているので、ちょいイラすることもほとんどなくなりましたが。
良い機会なので実際のところどれだけの差異があるのか、周囲のカメラで確認してみました。
ニコン D5の場合
早速イレギュラーで恐縮ですが、ボディに大して垂直に刺さる方式を取っているプロ機の場合、ニコンはラベルが外側を向いていますね。差し込み方や利き手によってはこれで表を向いていることになりそうですが、フタ側にラベルが向いている(ちょっとわかりづらいですけど)ことを考えたら「裏を向いている」と言って差し支えはないかな…と。
キヤノン 1D Mark IVの場合
ちょっと古いんですけど、キヤノンのプロ機1D Mark IVも垂直挿しですがニコンD5とは向きが逆。ちなみに、1DX Mark IIもこっち側でした。
プロ御用達の機種については未だローパスフィルターを搭載するなど堅実さを見せるキヤノン。何かこだわりがあったりするんでしょうか?
キヤノン 7D Mark IIの場合
再びキヤノンから、使っているプロも多いAPS-Cフラッグシップモデル7D Mark IIはラベルがこちらを向いていました。やはり表裏を意識した作りになっているのか…?
ニコン D500の場合
ニコンのAPS-Cフラッグシップ機D500もラベルがコッチを向いた表側スタイル。
リコー GR IIIの場合
背面液晶側からではSDカードは裏を向くGR III。ただ、背面液晶側に蓋が開くため、差し込む際には見やすい表側から行うであろうことを考えるとカードは表側を向いて刺さると言って良いでしょう。
シグマ dp0 Quattroの場合
変わり種でdpシリーズを見たところ、ラベルが背面液晶を向いた表方式。ちなみに…
シグマ dp2 Merrilの場合
前シリーズのMerrilも表向きに刺さっていました。
ライカ Q2の場合
ラストはライカから超高級コンデジQ2。GR IIIと同じように表側にラベルが来るけど蓋が開く方向も表側なので、裏側を向いていると言って良いでしょう。
限られた機種での見解にはなりますけど、比較的差し込む際にラベルがこっち側を向く表方式を取っているカメラが多く、多少は気にしたりしているのかな? という印象でした。
メーカーの方に直接聞きたいけど、こういう状況下で気軽に聞けそうなのがプロサービス登録させてもらっているイマイチこだわりのなさそうなオリンパスのみという悲しい状況…。
もし何か知っている方いらっしゃったら気軽にコメント欄までお願いします…。
ちなみに、SDカードは容量よりも速度重視がいいですよね。特に高画素化進んだ今となっては。価格の差異からもそれが重要なのがお分かり頂けると思います。
※たまにはカメラ関連過去記事も紹介。