「木村花メモリアルマッチ『またね。』」に参加して。
女子プロレスラー・木村花さんの一周忌によるイベントに参加してきました。
およそ2年前まで全くプロレスに興味がなかった僕が、こうして試合を見にいくにまでなったのは、木村花さんがきっかけといっても過言じゃ無いんです。
Amazonプライムの番組『有田と週刊プロレスと』をきっかけにプロレスに興味を持って”1.4”を観戦するという、このブログのタイトルに相応しい、超ベタベタなにわかルートで2020年の1.4に参加しました。
その年の1.4および1.5で獣神サンダーライガーさんが引退みたいなこともあって、ホビー雑誌を生業としている僕としても無視はできない(ライガーさんは特撮フィギュア作られているので)という無理矢理な動機を後押しに、プロレス好きの職場の先輩と訪れたわけです。
その“第0試合”が女子プロレス団体「スターダム」の試合でした。
「最近の女子プロレスラーって可愛いらしいんですね〜」みたいな雑な感想は試合開始とともに一変。想像以上に華やかでパワフルでスピーディーで…そして動いている実物の方が写真よりめちゃめちゃ可愛い…!
「えー!? 女子プロレスってこんななの!? すごい!!」
一発で心掴まれて、メインイベントの興奮冷めやらぬ帰路中も「そういえば、最初のスターダムの試合めちゃ良かったですね」って蒸し返してスマホで公式サイトをチェックしまくったりして…。ライガーさんのことはすっかり忘れてました(ただパンフは買いました)。
その試合に出ていたのが木村花さん。ジュリア選手とタッグを組んで、“スターダムのアイコン”岩谷麻優選手&星輝ありささん(引退)と対戦って、そりゃハマるわ…という組み合わせは、今の状態であの日に戻ってもう一度みたいなぁと今でも思います。
その後、問題の「テラスハウス」でたまたま見かけて「あの時の娘? すごいじゃん!!」って自分の中でさらに注目度を上げた矢先の訃報…。
一試合だけしか見たことがないにわか野郎が何いってんだって感じですし、僕自身も客観的にそう思うんですけど、なんか、めちゃめちゃショックだったんです。
それはあの日一緒にいった職場の先輩もそうで、なんなら僕よりもショックを受けていて、今回のメモリアルマッチに行こうと提案してくれたのもその先輩。せっかくだから一番良い席にしようとお互いに意見が一致して、長年のファンの方々には大変恐縮ですが、近い席で見させていただくことができました。
会場は後楽園ということもあり、経験したことがない近さでの観戦。好きな小波選手を間近で見られたのが嬉しかったですね。
あとDEATH山さん。がすごい良かったですね。盛り上げ方を熟知されているんだなと。
急遽行われた朱崇花対花月のシングルマッチは、お客さんではなくスタッフがどよめいてたから本当に突然の申し出だったんだろうな。お客さんにとっては嬉しいサプライズですし、試合自体もとても良かったです。
引退してブランクのある花月さんは及ばなかったけど、それでも食らいつく姿は感動モノでした。というか、朱崇花さんめちゃ強いっすね…。
最後はテンカウントと、木村花さんのリングコール。涙ぐみながら話すリングアナに、みんな我慢してるのに涙ぐむなよ…と目頭が熱くなりました。
リングコールとともに鳴り止まない拍手にも感動しましたね…。
行けて良かったイベントでした。こういう状況下での開催は運営の方々はさぞ大変だったろうなと察します。
実現してくださってほんと感謝します。
また次の機会があったら参加したいです。
大手を振って盛り上がれる世の中に早く戻って欲しいですね。