にわかから始まる趣味のススメ

にわかに“面白かった”ことを写真とともにお届けしていきます。

イギリスの老舗ブランド「バブアー」を買った話。

f:id:PE110:20200113192037j:plain

昨年冬、大きな買い物としてバブアーのコートを買いました。

 

バブワーではなく「バブアー」(よく間違える)。

www.japan.barbour.com

イギリスが誇るアウトドアブランドで、防滴のためにワックスが塗られたコートが有名。漁港で働いている人に向けて作ったのが最初とか何とか? 古着関係ではお馴染みのブランドみたいですね。

古着でお馴染みということは、つまり経年変化が期待できるもの。ジーンズとか革靴など長く着て愛着が出るものがマイブームの僕には最適なブランドというわけです。

一昨年に同僚が買っていて、そのときはへ〜って思っただけだったんですけど、冬用のバイク用ジャケットを探していたらふとバブアーに引っかかり一気に興味の対象に。

 

バイク用ジャケットって…はっきり言ってダサいんですよ。

 

安全性を考慮したデザインや設計になっているのはわかっているんですけど、大きくあしらわれたメーカーロゴに反射板、バタつきを抑えるためにタイトな作りになっているうえにプロテクターも入っていて自ずとゴツイフォルムに。

それでいてなんだか妙に高額。

 

もちろんその恩恵を感じてはいるんですけど、もう明らかにバイクに乗ってやってきました感の出る主張の強いスタイルにはほんと悩まされていて、ずっと代わりになるものはないものかと探してきました。

 

そこで見つけたのがバブアー。バブアーはバイクジャケットとしても一世を風靡した歴史を持っていて、現在でもそのモデルである「インターナショナル」をリリースし続けています。

 

一昨年は予算の都合で買えなかったんですが、次こそは…! と目標にしてついに購入に至りました。

f:id:PE110:20200113192114j:plain

▲原宿と渋谷の間にある専門店で購入。感無量

f:id:PE110:20200113192305j:plain

▲細かく撮っちゃいますよね

f:id:PE110:20200105182038j:plain

▲部屋で綺麗に撮れなかったので外で。全体的なシルエットはこんな感じ。スリムタイプのSLというものもありますが、昔ながらのクラシックタイプをチョイスしました

f:id:PE110:20200105182052j:plain

▲SLにしなかったのは内側に着ることを考慮してのこと。痩せたい。背中のベルトは前に向けて締めることが可能で、服のバタつきを抑えるため(なのかな?)

f:id:PE110:20200113192341j:plain

▲タグのところにもバブアーのロゴ入りの飾りが。切っちゃうのが勿体無い

f:id:PE110:20200113192938j:plain

▲ジッパーの持ち手が大きいのが特徴。別のモデルもこうなっていたりしますね。手袋をつけても扱いやすいようになのかな

f:id:PE110:20200113192957j:plain

▲インターナショナルの特徴の一つとして、ポケットのふたに横から雨が入らないような細工がされているんです。バイクジャケットとして使用するときの配慮ですね

f:id:PE110:20200113192400j:plain

▲バブアーのコートの特徴であるコーデュロイの襟。通常のモデルはコーデュロイのディテールが横に流れているんですが、これはNATO軍モデルということで縦に走っています。これで何が違うかはよくわかりません

ということで、早速これを着てバイクに乗ってみたところ…まあ普通に寒いっすよね(笑)。


バブアーの定番モデルであるビデイルやビフォートには専用のインナージャケットを取り付けられるようになっているんですが、このインターナショナルにはその機構がなぜか無いんです。
バイクジャケットのための構造を取っておきながら…謎。

 

まあバイク用品でガチガチに固めた時よりは寒いんですけど、走行風によるバタつきとかはほとんど感じられず、バイクジャケットとしてはいいんじゃないかと。
プロテクターとかはもちろん入っていないので、高速道路や長距離で使用するというよりも、街乗りでさっとバイクに乗りたい時には全然問題ないかなと思います。

 

お値段は6万円+税。
高いと思うかもですけど、バイク用ジャケットでちょっといいやつを買えば同じくらいするんですよ。それでバイクに乗る時以外は着れないデカデカピカピカ光る特別カッコ良くもないメーカーのロゴを身にまとうくらいなら、普段使いも全然できるバブアーは破格だと思うんです。

 

そして着込めば着込むほど味わい深くなってくる。バイク用ジャケットはただただボロくなるだけ。

 

安全性は劣りますが、僕と同じようにバイク用ジャケットに悩んでいる人には選択肢としては有りではないでしょうか?

 

最新のバブアー製ワックスコートについて

バブアーに興味が湧いて色々調べるとワックスコートについてあれやこれや出てきます。扱いづらさや表面のワックスが周りの人に影響するから着るシーンが限られるなどなど。僕もそれでなかなか買うのに躊躇していました。

 

実際に今のバブアー製ワックスコートを買ってみてどうなのか、真実をお届けします。

 

1.ワックスの臭いがきつい。人を選ぶ臭い

→今のワックスコートは臭いなんてほとんどしません。これは公式ページにも書いてありますが、正直ワックスの臭いがどんなものなのかいまだにわかりません。それぐらい臭いはしないので安心してもらっていいです。

 

2.ワックスがべたつく

→べたつかないです。触るとしっとりと冷たい感じ。何か塗られている感というのはないですし、ぎゅっと握ってワックスが浮いてくるなんていうこともないです。

 

3.満員電車などで周りに影響を及ぼす

→臭いもしなければワックスが手についてテカるようなこともないですし、服がそういう臭いになったこともないので多分大丈夫かと思います。もしも気になるなら脱いで内側を外側に向けて畳んで持つのはいいかもですね。「何してるの?」って聞かれたら「いや、ワックスコートだから周りに配慮して」って言えば、自ずと好感度も上がって一石二鳥。

 

だいたいネットで見かけるのはこんな感じでしょうか。

まあまだ着て間もないということもあるので、来年はどうなっているかわかりませんが、買ってこれは…ということは全くなかったので大手を振って購入に至っても問題ないと思います。

おそらく、古いタイプのバブアーやメーカー推奨じゃない手入れがされていたり、管理が悪いバブアーが臭かったりベタ付きのイメージをもたらしているんじゃないかと。

 

洗うなって言われているのに、みんな洗ってワックス抜いたり好き勝手やってるみたいですし(笑)。結構自由なんですよね、バブアー。

 

一つ注意点があるとしたら、とにかく埃がつきやすいこと。ブラッシングしてもなかなか取れてくれません。

買うなら濃いめの色よりもセージとかオリーブとかの方がまだ目立たないかもしれません。

 

革靴とともにバブアーも末長く育てていきたいところです。
あとインターナショナル以外のモデルも手に入れたいですね(バブアー病発病中)。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村テーマ カメラと一緒にへ
カメラと一緒に

にほんブログ村テーマ 「☆☆写真ブログ☆☆」へ
「☆☆写真ブログ☆☆」

写真素材のピクスタ

 

悩ましくて奥深い「三脚」の話

f:id:PE110:20200105182612j:plain

カメラ趣味を始めるとまず「三脚」でかなり悩みますよね? そうでもないですか??

 

今流行りのミラーレスなのかやっぱりプロっぽい一眼レフなのか、機動性を高めてコンデジ? センサーはやっぱりフルサイズ? 高いからAPS-C? 人とは違う方向性で選ぶならマイクロフォーサーズ? などなど、カメラ選びの時点で色々と悩みがあるものなんですけど、そんなこと三脚選びの前ではとっても瑣末なことなんですよ?

 

まあそれは言い過ぎにしても、カメラを少しかじり出すとカメラやレンズといった写真機本体のことよりも、その周辺機器の方に頭を悩ますことが多くなることは事実。

その最たるものが「三脚」なんですね。三脚って色々考えだすと決め手が見えない“永遠のテーマ”の一つなんです。

 

三脚って“要らないけど必要なもの”。だからこそ悩み深いジャンル。

そもそも三脚って持ってますか? 多分持ってない人がほとんどだと思います。

手ぶれ補正機能も優秀だし、シャッタースピードを稼ぐためにISO感度を上げても画質の劣化が目立たなくなりました。撮った写真をSNSなどでアップする場合にはスマホの小さい画面で見るのがほとんどなので画質の悪さもより気にならないですしね。最近では三脚を使っちゃダメみたいな公共施設も増えてきましたし。

 

それでも三脚が必要なシーンってあるんです。例えば星を撮るときはどんなに感度を上げようとも長時間露光しないと撮影できないので三脚は必須です。光軸を伸ばした絵作りなどシャッタースピードをあえて遅くしないと撮れないような写真を撮る場合もそうですね。

 

かつてよりも限定されたシーンでしか登場する機会がなくなった三脚ですが、だからこそよりシビアに吟味する必要も出てきてしまうんで、チョイスが非常に難しいんです。

 

三脚は“重くて軽いもの”“長くて短いもの”という矛盾が混在する機材。

三脚ってカメラを固定するための機材です。つまりブレが起こらない方がいいので重ければ重い方がいいわけです。でも重いと持ち運びできないですよね? なので、各社軽くて頑丈なカーボン製のものをリリースしていたりします。

 

ただ、カーボン自体は頑丈かもしれないですが重くはないので、かつて主流であったアルミ製の三脚に比べると振動などのブレに弱いんです。そのために重りを用意したりするんですけど、そんなことしていたらなんのために高いお金を払って軽くて頑丈なカーボン製三脚を買ったのかよくわかんないですよね(笑)。

 

余談ですが、重さでいうと三脚には「雲台」というカメラを搭載して色々と動かせる部分があるじゃないですか? 三脚部分はカーボン製で軽くしたりするくせに雲台は重たいまんまなんですよね。結果カーボン製なのにそこそこ重たいという…。

 

三脚には太い・細いもあったりします。太い方が安定感が良くなりますが、当然かさばります。細い方が持ち運びもスマートですが太いものに比べて安定感が悪くなりますし搭載できる機材も限られてきます。

 

 

あとは長さ。立ってファインダーを覗いて気に入った構図を見つけてそれを三脚を使って撮ろうと思ったとき、伸ばして自分の身長かそれ以上のものになる三脚の方がいいと思いませんか? そうした長いものを選ぶと単純に大きくなる…と思いきや、そうでもなくて思ったよりもコンパクトに仕上がっているものもあったりします。

 

でもやっぱり落とし穴はあるんです。コンパクトで長くなるものというのは段数を増やして伸ばす回数を多くしているので、伸縮行為がめちゃくちゃめんどくさいんです。なんなら低い構図でも伸ばさないといけなかったりするから手間ばかり。じゃあ伸ばす必要がないものを選ぶと当然その逆で…。

 

三脚って悩ましくてめんどい機材だとわかってきたんじゃないでしょうか?

 

僕も同じで、そしてこういうサイクルに入るんです。

三脚が欲しい→重い?(安い) 軽い?(高い)→長さは? 段数はどうする?→そもそも三脚いつ使うんだ?→一旦保留→でもやっぱり三脚が必要!→重い? 軽い?→長さは?→そもそも使うの?→保留→でも!…etc

 

これにチョイスする雲台とメーカーが加わってますます迷宮入り。

 

雲台は好みで別れるんでアレですけど、これも非常に悩ましいんです。いつか機会があれば。

メーカーは確実に良いものが欲しいとなればはっきり言ってジッツォ一択。それ以外は特殊なもの以外はどれも似たり寄ったりと言い切っても良いですね。

ジッツォはフランスの三脚メーカーです。今ではマンフロットの傘下になっているんですが、マンフロット名義の三脚は結構ヘボいのはなぜなんだろう。

 

良い三脚の目安として、脚を開脚・伸長させ雲台をのせる台を掴んで捻った時にねじれが少ないというのがあるんですけど、他のものがぐにゃぐにゃする中、ジッツォはカーボン製の細いものでもガッチリ。ちょっと感動します。

 

 

こうして紆余曲折あった中、僕が出した三脚の答えはコレ。

f:id:PE110:20200105182555j:plain

 

ジッツオ アルミ製三脚3型4段(左)、ハスキー ショート3段(右)です。

f:id:PE110:20200105182313j:plain

▲型番は忘れました。エレベーター無しの3型4段

f:id:PE110:20200105182509j:plain

▲3つ分緩めて4段分伸ばすから4段

f:id:PE110:20200105182457j:plain

▲このゴツイ部分を緩めると真ん中の支柱を上へと伸ばすことができます。ただし伸ばすのは最後の調整くらいで基本的には脚を伸ばして高さを決めます

f:id:PE110:20200105182408j:plain

▲雲台はハスキー製。中古でコルク部分の色が変わっていますが使用上は全く問題なし

今ジッツォからアルミ製三脚はほとんど出ていないのでもちろん中古。各部硬いので調整しようと思って結局していません。

 

最初に買った三脚。部屋でのブツ撮りと星景写真のために買いました。やっぱり三脚はジッツォ、でもカーボンは高いしたまにとる星景写真でブレない方を重視したいと思ってアルミ製でオーソドックスな3型に。バイクに積載することと伸ばした時の長さを考えて4段をチョイスしました。

 

雲台は定評のあるハスキーの3WAYに。ジッツォの自由雲台を最初使っていたんですけど、自由雲台は構図が決まりづらくてダメでした。

 

三脚としては申し分無し。ただ、やっぱり重たいんですよ…。持ち運ぶのにかなり気合いが必要なので、手が届きやすい価格帯でもっと手軽に持ち出せるクオリティの高い三脚はないものかとチマチマ探しては先に書いたサイクルに陥っていました。

 

f:id:PE110:20200105182339j:plain

▲現行でも売られているショート3段。かつてはセミショート3段という名前で売られていたとかなんとか

そんな中出会ったのがハスキーのショート3段。新古品という状態なのにも関わらず比較的安価で手にいれることができました。

 

ハスキーはジッツォと並び称されるほどの有名な三脚。写真学校で買わされたりもして、プロカメラマンで使っている人も多いです。

 

ジッツォ以外の三脚は微妙と言いましたけど、ハスキーもジッツォと勝るとも劣らない三脚で、ただローアングルが撮れないという最大の弱点があるんですね。撮る方法はあるみたいですけど逆さ付けにしたりと超面倒。

 

まあローアングルを撮る機会もそんなにないですし、そういうシーンがあるならその時はジッツォを持ち出せば良いだけの話。

 

ハスキーはマグネシウム合金だったかな? 長年変わらない剛性を持っておきながらアルミ製のジッツォに比べて遙かに軽い。ストラップが標準装備というのも便利です。

雲台が一体型なので分離型よりも剛性に期待が持てるところも良いですよね。雲台は変えられないけど、ハスキーの雲台が一番好きなので問題無し。かさばりますけどね。

 

f:id:PE110:20200105182354j:plain

▲雲台のコルクも綺麗で新品なのが伺えるのでは? まあ受け取ったその日に落として角を凹ませ、鳥取ツーリングに同行させてズブ濡れにもなったんですが

f:id:PE110:20200105182425j:plain

▲止めネジを緩めてレバーを回せば支柱が伸びるエレベーター式。ハスキーの三脚はこの方式を採用しています。止めネジを緩めると一気に下がってきて手を挟んで危ないというギミックもずっと変わらず残っています

f:id:PE110:20200105182324j:plain

▲脚を開いて並べるとこんな感じ。ハスキーの方がより短く、段数は3段なので伸縮の手間も少ないです

f:id:PE110:20200105182523j:plain

▲最大まで脚を伸ばすとこれだけの差ができて

f:id:PE110:20200105182539j:plain

▲支柱まで伸ばすとこんな感じ。ハスキーの支柱がちょっと長めではあるもののジッツォには程遠い高さです

最大まで伸ばした写真で思い出したんですが、このジッツォの三脚を選んだのは脚だけを最大まで伸ばした時にカメラが目線にくるからだったんだなと。当時の僕って真面目だなぁ…(笑)。

なのに全部伸ばしてやっとやっと目線のハスキーショート3段が選べたのは、色々と経験して取捨選択できるようになったからなんでしょうね。

結局一つの機材で全てを賄うなんてことはできないんです。状況や使用用途に応じて用意しないといけないわけで、それは三脚のみならずカメラバッグやストラップなど多くのカメラ周辺機器・グッズにも言えると思います。

 

その中でも三脚は出番が少ないのでより悩ましいっていう話でした。

 

理想は常に三脚を取り付けた状態がいいんでしょうけど、そんなに写真撮影に寛容な世の中でもないですからね。三脚を使う際にはそこは使っていい場所なのか注意する必要があります。

 

長々と書きましたが、結局三脚いらね〜よって思っている人が大半だと思います。保険でふにゃふにゃの100均三脚を一応持っているなんて人も多いのでは? 

 

でも三脚ってブレないようにするためだけじゃなくて構図もきっちり決め込めるし、やっぱりカメラ撮影における必須道具と言っても過言ではないです。確実な性能が求められるからこそカメラ本体同様に性能にもこだわっておきたい機材だと思います。

 

あなたも自分だけの最高の1本、見つけてみませんか?

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村テーマ カメラと一緒にへ
カメラと一緒に

にほんブログ村テーマ 「☆☆写真ブログ☆☆」へ
「☆☆写真ブログ☆☆」

写真素材のピクスタ

 

素人のくせにオリンパスのプロサービス会員になった話。

明けましておめでとうございます!

 

年末から続いた上海出張から帰ってきてブログを書いてます。

 

上海、多少あったかいと思ったら結構寒いんですね。ほぼ東京と同じくらい?

 

おかげで服装に気をつける必要はなくて助かったんですけど、気候は一緒、言葉は通じなくとも顔つきが似ているのであんまり海外に来ている感じが薄れますね…(笑)。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

f:id:PE110:20200103130947j:plain

 

実は少し前に生意気にもプロサービスなるものに入ったんです。

 

入ったのはオリンパスのプロサービスで、入会が認められると写真のようなプロ用(?)のカメラポーチとストラップ、そして会員証をいただくことができます。

あとは修理費用が多少安く抑えられたり、代替え機を貸してもらえたり、機材を安く購入することもできるのかな?

 

プロサービスに入ったのは別にプロカメラマンだ! と周りにアピールしたいためではなくて(ちょっとかっこいいっていうのはあったけれど)むしろ逆というか、カメラのプロじゃないからこそ、なところがあったり。

 

それなりの機材での撮影が必要だけどプロカメラマンを呼ぶほどではない、なんていうシチュエーションが僕の仕事には結構あったりするんですね。

 

例えば、とりあえず取材に来てくださいみたいなお誘いとか、もしかしたら新製品が展示されている“かもしれない”取材とか、ちょっと大きめの模型展示会の取材で後々記事に使う“かも”? とか、そういったあまり取材目的が明確でないものとかですね。

 

そこにプロカメラマンを連れて行って、結局撮影することはなかったなんてことは高確率であり得ることで、それでも大事をとってプロカメラマンを連れて行くべきと言われればそれまでなんですけど、理想と現実はそう合致するものではないことはお分かりかと思います。

 

プロじゃないとはいえ、そうしたプロの真似事みたいなことをしてしまえば、プロと同じ土俵に立ってしまったものとして同様の要求が突きつけられてしまうわけで、カメラが壊れて撮影できません、だからスマホで撮りますとかはやっぱりあり得ないわけです。

 

そのためにオリンパスのものの中でもなるべくいい機材を揃えたりしたんですが、E-M1をメインにしていた時にストラップの金具が取れて落下したりダイヤルの調子が悪くなったりとトラブルが結構あったので、受けられるものならプロサービス会員になりたいなって前から思っていたんです。

 

とはいえプロサービスって結構ハードル高いイメージですよね。

持ち合わせの機材の規模や写真の腕、実績などさまざまな要素が必要になってきます。

 

↓プロサービスについては以下のブログがわかりやすいです。ちょっと古いんで内容は少し違うかもですが大体こんな感じだと思います。

a-graph.jp

 

上記サイトを参照にするとやはりキヤノンニコンはかなりハードルが高いですね。この2社の機材を使うプロカメラマンの中でもプロサービスを受けていないなんて人も少なくありません。

その中でもオリンパスは比較的ハードルが低く、仕事柄必要な書類を揃えたら快くOKしていただけました。

 

ユーザーにどういう人が多いのかメーカーもよくわかってらっしゃるみたいで、持ち運びやすく、取材用機材としても見劣りしないちょうどいいサイズ感のカメラは、スチールのプロカメラマンよりも編集者やライターさんのメモがわりカメラとして重宝されている印象で、実際に現場で使っている方をよく見かけます。

 

単にプロサービス入るといいですよ〜ということではなく、今のカメラはいずれも性能がよく、誰でもある一定のクオリティの写真が撮れてしまうのでもはやプロカメラマンにコストをかけることが馬鹿馬鹿しいと勘違いする人さえいたりするんです。ただし、仕事で写真を撮るって想像以上に責任が重くて、プロの方々の準備万端ぶりを見るととても顕著。

もしそうした領域に足を踏み入れるなら、素人でもできる範囲でプロの真似事くらいはしておくべきだということです。

 

プロサービスに入らずともせめて予備機材くらいは一式持って行くとかはしておいてもいいですよね。

 

今回の上海出張でもボディとクリップオンストロボは2台ずつ。レンズも2本。APS-Cセンサーコンデジを1台持っていきました。結局スペアは一度も使いませんでしたが、あくまで保険なので使う機会がなくでそれでOKなんです。

 

 

こうしてプロサービス会員になりましたが、ストラップはちょっと使う勇気ないですね。がっつり「Professional」って書いてあるんですもん。おこがましくておこがまして…。

 

とりあえずまずはポーチから使ってみようかと思っています。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村テーマ カメラと一緒にへ
カメラと一緒に

にほんブログ村テーマ 「☆☆写真ブログ☆☆」へ
「☆☆写真ブログ☆☆」

写真素材のピクスタ

 

プライバシーポリシー お問い合わせ