素人のくせにオリンパスのプロサービス会員になった話。
明けましておめでとうございます!
年末から続いた上海出張から帰ってきてブログを書いてます。
上海、多少あったかいと思ったら結構寒いんですね。ほぼ東京と同じくらい?
おかげで服装に気をつける必要はなくて助かったんですけど、気候は一緒、言葉は通じなくとも顔つきが似ているのであんまり海外に来ている感じが薄れますね…(笑)。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
実は少し前に生意気にもプロサービスなるものに入ったんです。
入ったのはオリンパスのプロサービスで、入会が認められると写真のようなプロ用(?)のカメラポーチとストラップ、そして会員証をいただくことができます。
あとは修理費用が多少安く抑えられたり、代替え機を貸してもらえたり、機材を安く購入することもできるのかな?
プロサービスに入ったのは別にプロカメラマンだ! と周りにアピールしたいためではなくて(ちょっとかっこいいっていうのはあったけれど)むしろ逆というか、カメラのプロじゃないからこそ、なところがあったり。
それなりの機材での撮影が必要だけどプロカメラマンを呼ぶほどではない、なんていうシチュエーションが僕の仕事には結構あったりするんですね。
例えば、とりあえず取材に来てくださいみたいなお誘いとか、もしかしたら新製品が展示されている“かもしれない”取材とか、ちょっと大きめの模型展示会の取材で後々記事に使う“かも”? とか、そういったあまり取材目的が明確でないものとかですね。
そこにプロカメラマンを連れて行って、結局撮影することはなかったなんてことは高確率であり得ることで、それでも大事をとってプロカメラマンを連れて行くべきと言われればそれまでなんですけど、理想と現実はそう合致するものではないことはお分かりかと思います。
プロじゃないとはいえ、そうしたプロの真似事みたいなことをしてしまえば、プロと同じ土俵に立ってしまったものとして同様の要求が突きつけられてしまうわけで、カメラが壊れて撮影できません、だからスマホで撮りますとかはやっぱりあり得ないわけです。
そのためにオリンパスのものの中でもなるべくいい機材を揃えたりしたんですが、E-M1をメインにしていた時にストラップの金具が取れて落下したりダイヤルの調子が悪くなったりとトラブルが結構あったので、受けられるものならプロサービス会員になりたいなって前から思っていたんです。
とはいえプロサービスって結構ハードル高いイメージですよね。
持ち合わせの機材の規模や写真の腕、実績などさまざまな要素が必要になってきます。
↓プロサービスについては以下のブログがわかりやすいです。ちょっと古いんで内容は少し違うかもですが大体こんな感じだと思います。
上記サイトを参照にするとやはりキヤノン、ニコンはかなりハードルが高いですね。この2社の機材を使うプロカメラマンの中でもプロサービスを受けていないなんて人も少なくありません。
その中でもオリンパスは比較的ハードルが低く、仕事柄必要な書類を揃えたら快くOKしていただけました。
ユーザーにどういう人が多いのかメーカーもよくわかってらっしゃるみたいで、持ち運びやすく、取材用機材としても見劣りしないちょうどいいサイズ感のカメラは、スチールのプロカメラマンよりも編集者やライターさんのメモがわりカメラとして重宝されている印象で、実際に現場で使っている方をよく見かけます。
単にプロサービス入るといいですよ〜ということではなく、今のカメラはいずれも性能がよく、誰でもある一定のクオリティの写真が撮れてしまうのでもはやプロカメラマンにコストをかけることが馬鹿馬鹿しいと勘違いする人さえいたりするんです。ただし、仕事で写真を撮るって想像以上に責任が重くて、プロの方々の準備万端ぶりを見るととても顕著。
もしそうした領域に足を踏み入れるなら、素人でもできる範囲でプロの真似事くらいはしておくべきだということです。
プロサービスに入らずともせめて予備機材くらいは一式持って行くとかはしておいてもいいですよね。
今回の上海出張でもボディとクリップオンストロボは2台ずつ。レンズも2本。APS-Cセンサーコンデジを1台持っていきました。結局スペアは一度も使いませんでしたが、あくまで保険なので使う機会がなくでそれでOKなんです。
こうしてプロサービス会員になりましたが、ストラップはちょっと使う勇気ないですね。がっつり「Professional」って書いてあるんですもん。おこがましくておこがまして…。
とりあえずまずはポーチから使ってみようかと思っています。