にわかから始まる趣味のススメ

にわかに“面白かった”ことを写真とともにお届けしていきます。

TRICKERS モールトンを履いて感じるノーザンプトンの風〜約3カ月の経年変化〜

 

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pe110.hatenablog.com
この記事から約3カ月。昨年12月に購入したトリッカーズ「モールトン」の経年変化の具合をそろそろ見てみたいと思ってブログにしてみましたよ。

 

トリッカーズの靴でよく聞くのが、革が硬くて足は痛くなるしエイジングも進みずらい。
実際履いてみた感想としては、僕は革が特別硬いとは思わなかったですし足に痛みが出たりもしなかったんですが(硬さでいえば8111アイアンレンジとどっこいくらい? な所感)、レッドウィングの革靴に比べるとシワや傷が目立たないので経年変化感は少ないかな? っていうのは実感としてありました。

 

トリッカーズ モールトンの約3カ月間のエイジング具合とは?

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では実際のところどんな具合なのか比べてみましょう!

履く頻度は基本週1〜2。
3泊4日の海外出張取材にも連れ出しましたね。出張中はもちろん連日モールトン。カメラを担いだイベント取材がメインなのでとにかく歩いた出張でした。

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▲新品プレメンテ後

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▲約3カ月後の姿
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▲before→after

さて、どうでしょうか? 3カ月という短い期間ですがそこそこ変化してましたね。
afterの方が若干上からのアングルにはなっているものの甲が沈んでつま先がグッと持ち上がったフォルムになっています。ただ、レッドウィングのプレーントゥタイプのようなシワが入った結果ズドンと落ちるというよりは、沈むようにシワが入り込んでいる感じ? 印象が違うんですよね。

また履きジワによるエイジングは確認できるんですが、汚れとかキズによるエイジングってのはほとんど見られないんですよね。以前所有していた同僚が「いつも新品みたいで性に合わないから手放した」っていうのも頷けます。妙に汚れに強い。

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▲正面からのアングルが最高

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▲つま先結構シワってますね。革靴らしい雰囲気になっています

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▲ノーメンテ状態ですがつま先にすら目立つキズがほとんどありません。よくみると線状キズが確認できる程度

所有期間3カ月で感じたトリッカーズ モールトンの魅力とは?

以前のトリッカーズのブログでも書いたんですが、当初はこのトリッカーズたらしめるフルブローグスタイルがシャラくさくてピンときていなかったんですが、約20年選手のエイジング姿を見て魅力的に見えてきて、実際に履いてその楽しみがより増した感じです。

見た目も履き心地も想像以上に無骨そのもの。

革がとてつもなく硬いという印象はないと言ったものの、履いていくにつれて革が柔らかくなるっていう感じもないんです。常にコシがあって、履くにつれて足の形や動きに形状が追従していく感じ。どんどん専用機感が強まる印象なんですよね。写真のシワ具合からもそんな感じが見えませんか? 

 

足首で固定しているレッドウィングとは違って甲のサイドで靴を固定させるスタイルがそうさせているのかもしれません。
なので、とりあえず紐は根元からしっかり結んで履くのがいいと思います。紐は緩めやすく締めやすいので脱ぎ履きは比較的しやすいです。あれはなんなんだろう? 紐の形状のせいなのかアイレットなのか…? とにかく紐が最高すぎるのでレッドウィングの紐もトリッカーズのものに変えたいぐらい。結構するんですけどね。

あと無骨なんですが、フルブローグによってドレッシーな要素も持ち合わせているから汎用性がめちゃくちゃ高いのもいいところ。先日結婚式にも履いていったんですが家族からの評判もよかったですね。短靴のバートンならなお良しといったところ。

 

さすがは革靴王国イギリスが誇るメーカー・トリッカーズの定番モデル。履けば履くほどその魅力が足から伝わってきます。なんかすげぇ〜…って(語彙力)。

 

所有してまだたった3カ月ですが、長年形を変えずに愛されている理由が分かる気がしました。 これから10年以上は余裕で履いていけそうな予感。

モールトンorストウをもう1足(黒かな?)、バートンもラインナップに加えたいですね。バートンはマロンかな?

 

オマケ

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▲ざっとメンテをしました。もともと使用感が少ない見た目だったので大きな変化はないですがツヤ感は復活しました

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▲シワ感が減っているのはシューキーパーを入れているから。正面もそうですがサイドのアングルもいいですよね

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日本発の革靴ブランド。知る人ぞ知る「ローリングダブトリオ」を体感する

今年度もそろそろ終わりですね。年末年始よりも3月の方がよっぽど落ち着きます。

 

3月19日現在も世界はまだまだ混乱している最中ですが日常は関係なく訪れるわけで。
普段と変わりなく締め切りに追われ、縁あえあれば自ずと新しい革靴が手元にやってきちゃうんです。

 

タイトルにもある通り、今回手に入れたのは「ローリングダブトリオ」というメーカーの革靴。
服好き・靴好きには割とメジャーなのか周りで知っている人も結構いるんですけど、ネットで調べても情報量はかなり少なめ。

僕もたまたまyoutubeで見かけて知って、いつか手に入れたいと思っていました。

www.youtube.com

▲レッドウィングジャパン元代表・鈴木理也さんの動画の2本目で紹介されているくらいですから革靴ファンの中ではメジャーなメーカーっぽい

 

www.craftbank.net

上の公式サイトで各モデルを見てもらいたいんですが、これが絶妙にいいんですよ。

代表モデルともいうべき「COUPEN」は、短靴よりちょっと長めだけどハイカットほどじゃないあまり見ないスタイルに丸みを帯びたフォルムで可愛らしさも持ち合わせていながら、つま先にチップを配して無骨さのエッセンスも盛り込んだなんとも魅力に溢れた一足。

 

「CASPER」は縫い目がない一枚皮で形作られていて一見めちゃめちゃシンプルなんですけど、エイジングが進むとバッキバッキにシワが入るしモノによっては茶芯が出てくるしで、履いたまま寝てやりたいくらいの靴ですね!

 

そもそも「ローリングダブトリオ」とは? 注目したポイント。

先走ってモデルの話をしてしまったんですが、「ローリングダブトリオ」は、東京は浅草で生まれた「MADE IN JAPAN」な革靴ブランド。
詳しくは上の動画を見て欲しいんですけど、浅草って靴作りで有名なんだそうな。


革靴といえば、ジョンロブ、トリッカーズ、チャーチ、チーニーなどなど有名ブランドを挙げたらキリがないイギリスや、パラブーツなどでおなじみのフランス、オールデン、ホワイツブーツ、レッドウィングといったアメリカがやっぱりメジャーというか、そういう海外メーカーのものに目を向けがちですよね。僕もそうです。


でも海外製の靴って日本人向けになってなかったりするから足に合いづらかったりするじゃないですか? そこで、おおよそ日本人向けに作られているであろう「日本製」ですよ。
僕が「ローリングダブトリオ」に注目したのは、モデルのかっこよさもそうですけど海外製では味わえない日本製ならでは履き心地を実現しているんではないか? と思ったからなんですね。

 

で、手に入れたのがコチラ。

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欲しいと豪語していた「CASPER」でもなければ「COUPEN」でもないという…。

というのも、新品を譲ってもらった同僚が、試し履きをした時は大丈夫だったんだけど受け取った後に改めて足を通してみたらなんかイテェ…ということでタンスの肥やしにしていたものを僕が買い取ったから、なんですね。


知らないモデルではあったんですが、ローリングダブトリオにしてはかなり格安(数が出回らないのでセールとかにならないし、日本製なので並行輸入とかの格安モノが存在しない)で、チャッカブーツ自体は持ってなかったので、いい機会だと思って二つ返事で買い取りました。

ローリングダブトリオ「ANGELUS」

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ミレー作「晩鐘」をイメージしたとされる「ANGELUS」。実際に絵を見ても描かれている人はスリッパみたいなの履いちゃってるんですけど、この横からのアングルを見て分かるようにチャッカはチャッカでもクラシカルなウェスタンチャッカというモデルになるんですね。
絵の雰囲気としては確かにそんな感じ。

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▲結構強めのアールを描いてますよね

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▲銀面はシボ革。このタイプの革靴も持っていませんでした

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▲同僚は「部屋履きしかしてない」と言ってましたが、全く沈み込んでいる素振りの無いド新品なインソールだったのでそうなんでしょう

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▲レザーソールなんですよね。これも初体験。細いキズがあるのはレザーソールなのでしょうがないです

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▲ブランドロゴ!

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▲布紐付き。装着されているのは革紐。革紐の方が断然しっくりくるんですがあえての白布紐っていう外しかたも悪く無い…かも?

プレメンテを行う

僕は何は無くとも履き卸す前には必ずメンテを行います。お店で買った場合もそうですね。

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▲靴紐を外します

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▲シューキーパーを入れます

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▲馬毛ブラシでホコリを落とす感覚で全体をブラッシング。ベロの内側など入り組んだところは重点的に

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▲クリーナーで古いクリームなどを落としてまっさらにします。これは水性ですが、靴クリームやワックスガッツリなドレッシーなタイプだと油性のものがいいらしいです。この靴はそんな感じでは無いので水性で

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▲こんなに落ちます。古い靴クリームなのかオイルなのか…。これ見ると綺麗な靴をお店で買ったとしてもプレメンテしておきたいって思いません??

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▲油分の抜けが多そうなので浸透性の高いデリケートクリームを入れておきます

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▲デリケートクリームが入れ終わったら靴クリームを入れて磨いていきます。変に色付きを入れてもあれですしそもそも持ってないのでナチュラルで

プレメンテ完了!

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▲before→afterでかなり変わり映えしますよね!

履き心地について

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2日間履いてみての感想にはなるんですけど、元々しっかりサイズを合わせて買ったものではないのとチャッカブーツタイプということもあって少し余裕があるかな? という感触。最初ハーフサイズ落としても良いかもと思ったんですが、足の横側に若干当たる感触(靴擦れするほどでは無い)があるのでなんとも言えないところです。
とりあえず履きやすいは履きやすいかな?

 

つま先に先芯が入っていないタイプなので履きジワの入りかたが面白そうです。ただ、歩いてみるとアールの強いソールに地面が追従してくるので、甲の履きジワはなかなか出なさそう…。ジックリ履いていこう。

 

レザーソールも思ったよりも良い感じ。雨の日は怖そうですけど。

 

とりあえずはそんな感じでしょうか。

 

ローリングダブトリオ、知らない人はぜひチェックしてみてください。カジュアルシーンでもガッツリ活躍してくれるアイテムばかりです。

価格は6〜7万円代で安売りが期待できないとなると少々ハードルが高いですが、革靴は費用対効果が高いので必ず元は取れると思いますよ。

 

ANGELUSのエイジングを楽しみながら、次こそはCASPERを…! 

 

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お蕎麦の薬味、何にする?

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お蕎麦ですね。

 

僕はうどんよりもお蕎麦が好き。結構小さい時からそうかもしれないです。

 

ある時から父親がお蕎麦を打ち始め、最初は物珍しさから家族も美味しいと食べていたんですがだんだんと飽き、僕が上京するまで父親が打ったお蕎麦の大半を僕が食べるような感じでした。

 

それからたまに実家に帰ったらお蕎麦を打ってくれた父親。作る頻度は落ちていたはずなのに食べるたびに美味しいお蕎麦になっていて感心した覚えがあります。

 

そんな父親ももう60いくつかな? 普通に生きてます。

 

 

ということで、この前妹の結婚式のために実家を訪れた際にいつものように父親がお蕎麦を打ってくれまして、その写真が上のそれです。

手打ち感満載ですよね。手前味噌でなんなんですがこれがまた美味しいんですよ。どこで食べても父親のお蕎麦の方が美味しい気がします。ちょっとバラツキがあるのが逆に良い。

 

聞いてみるとそば粉が良いらしく、お蕎麦の美味しさはそば粉に結構依存しているんだなぁと実感しました。

 

そんなお蕎麦の薬味といえばワサビがおなじみですけど、うちではある時から2種類の大根が用意されてそれで食べるのが定番になっているみたいです。

 

それがこちら。

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白いのが辛味大根。奥の緑色のやつがワサビ大根というものらしい。

 

辛味大根は『美味しんぼ』でも登場したことがある辛味の強い大根で若干ネームバリューはあるものの、ワサビ大根っていうのはあんまり知られていないのでは?

ちなみにこれらは自家製で、ちょいちょい売りにも出しているそうですがワサビ大根はあんまり売れないそうな…。

 

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▲擦りおろすとワサビみたいに緑色なんですよね。

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▲お蕎麦に乗せるとこんな具合。うちでは冷たいお蕎麦は割子に入れて食べます

実際風味もワサビみたい…って父親から聞いたものの、実際はよくわからず。花粉症のせいかな? 爽やかな辛味という感じでお蕎麦に合います。

 

ワサビ大根、スーパーとかではみたことないけど父親が作っているということはどこかの地域では普通に食べられたりしているんだろうか。

 

誰か教えてください。

 

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