写真で日常を非日常に。玄光社刊「身近なものの撮り方辞典 100」著/大村祐里子
本業だけでなく各メディアで執筆も行っているプロカメラマン・大村祐里子さんの2冊目となる著者本です。
「身近なもののとり方辞典 100」ということで、被写体はホント日常に溢れているものばかり。
でも、スマホでもカメラでも、写真趣味の入り口ってそういうものを被写体にしたスナップだと思うんです。
何気ない風景。その日のご飯。訪れた公園に咲いてた名前の知らない花。街の面白い看板や落書き…etc。
そういうものを特別感のある雰囲気で撮りたくて写真を始めたりするんですけど、これが案外うまくいかなくて、あとで「なんでこの写真撮ったんだっけ?(苦笑)」みたいなことが大半。なんだか自分のセンスのなさを露呈した感じがして、それでだんだんとカメラを触らなくなったり。
この本を読めば、無いセンスが磨かれるのかというとなんともいえないんですけど、少なくとも、大村祐里子さんがどういう意図を持ってこういう写真を撮ったのかが分かるので、問題解決の糸口は見つかると思います。
それこそ、スナップのきっかけが大村さんの写真、なんて人も少なくないと思うので、大村さんのスナップのメカニズムを知るのにもいいかもしれません。
しかもこのページ数。辞典らしい体裁で、自分が求めているテーマをすぐに見つけられると思います。
写真趣味に行き詰まっている人はぜひ。
今はなかなか外出がしづらいと思うので、じっくりこの本を読み込んで、暖かくなったらお気に入りのカメラやスマホを持ち出して、写真撮影を楽しみたいですね。
※ブログ掲載の写真の一部はPIXTAで販売中。他の写真もぜひご覧ください。
悩めるバイク用ブーツは「Danner」で解決!?
バイクに乗るとき、みなさんはどんな靴を履いていますか?
特にロングツーリングを視野に入れると、歩きやすくて、タフで、全天候対応…このあたりが必要条件として挙がってきますが、3つとも満たす靴って意外とないんです。
例えば、バイク用品店などで販売されているバイク専用ブーツは、バイク操作や安全性を考慮した構造になっているものの、歩くにくさを感じるモデルが多いです。
デザインも機能性に応じたものになっていたりしてバイク用以外では運用しづらく、それでいて比較的高価なのもデメリットといえます。
ライダーにはおなじみのエンジニアブーツを始めとするワークブーツは、タフでファッション性も高いので普段使いにも重宝します。
ただし、全天候対応ではないので、雨が降ればしっかり濡れます。革製品なのでその後のケアも面倒。疎かにするとカビが生えたり、表面が割れたりして大変なことになります。
天候の変化に完全対応したいのであれば、最強なのは長靴。安くて雨で濡れることもなく、バイク操作に対応したデザインのものもチラホラあります。
とはいえ、雨が降らなければいい天気のもとで長靴でいるはめになり、通気性は悪いので非常に蒸れます。歩きやすい靴とも言えません。
結局は一長一短、その時々に合わせて使い分けるしかないと思っていたのですが、バイク用ですごく最適な靴があったんです。
それが「Danner」。
Dannerといえば、アウトドアブーツメーカーでおなじみ。高い防水性と耐久性を兼ね備えたゴアテックス採用したブーツ「ダナーライト」が有名ですね。
トレッキングを守備範囲にした靴なので歩きやすさは言わずもがな。タフさも相まってDanner製ブーツは軍用に採用されていたりします。
フォートルイスはショップではあまり見かけないモデルなので、似たようなものをお求めの場合には「ACADIA」が良いかもしれません。
足首にも安心な丈と、ゴアテックスが採用されているので防水性も安心です。
定番モデル「ダナーライト」もオススメ。少し丈は短めですが、バイク用ブーツとしては充分。ゴアテックス採用モデルなので防水性もとても高いです。
普段使いもしやすいスタイルなので、日常での悪天候時にも活躍してくれます。
上記2つはダナーの中でも高級モデル。ちょっと厳しいという方は以下のモデルはいかがでしょう?
ダナーライトの廉価版ともいえる「ダナーフィールド」は、ダナーライトの半額以下で購入可能。とはいえ、ゴアテックスが採用されているので防水性は高い。
そもそも、このダナーフィールドの防水性の高さを友人から聞いたことをきっかけにDannerの靴を採用したので、定評有りです! デザインもダナーライトを踏襲したものになっているので普段遣いもしやすく、悪天候時の相棒としてストックしておくのも良いでしょう。
サバイバルゲーム用ブーツとして作られたタイプということで、動くやすさと耐久性を追求。ゴアテックスは採用されていないものの防水加工が施されているので、急な雨にもある程度対応してくれそうです。
価格も1万円台と比較的リーズナブル。バイク用として運用すれば普段遣いよりもダメージを負うし、消耗品と考えたときには選択肢として充分有りだと思います。
ケアについて
本皮を使っているタイプは、他の革靴と同じケアでOK。
消耗具合に応じた定期的にケアを行いましょう。
Amazon人気の植物育成ライト「MORSEN」は本当に使えるのか
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
ちょっと低浮上ぎみではあるんですけど、継続して閲覧してくださってくれる人がいらっしゃって嬉しいかぎりです…。
今年もよろしくおねがいします。
2022年1発目は、去年からハマっている植物に関して。
去年の冬って、東京はたしか一度も雪が降らなかったんじゃなかったでしたっけ?
それに比べると今年はとても寒いですよね。
そうそうに雪も降って、最低気温は氷点下を維持しています。
そうなると、大概の植物は外に出せないので室内管理となるわけですけど、そのためには太陽光の代わりとなる光源が必要となり、今なお続く植物ブームとともに各社からそういった植物育成ライトが続々とリリースされているんです。
知っておくべき植物育成ライト3選
おそらく最も有名なのがBARREL「アマテラスLED」。
植物系youtuberの方々が使用していて人気を集めた印象。
それまでこれという説得性とネーミングを兼ね備えた植物用ライトがなかったというのも大きなポイントかもしれません。
そしてツクヨミLEDですね。
同じくBARRELさんが手掛ける植物育成用LEDで、アマテラスLEDとの違いは色温度と照度が若干高いとかでしょうか。
ネーミング的に完全に万華鏡写輪眼なんですけど『NARUTO』ファンなんですかね…?
今注目を高めている育成ライトがヘリオスです。
アマテラスやツクヨミにくらべると比較的安価でありながら、プロユースも視野に入れた仕様ということで人気を集めていて、今ではなかなか手に入れられない状況にあります(もともと流通が少ないという理由も有り)。
Amazon安価植物育成ライト「MORSEN」レビュー
これらが用意できれば室内管理も充分可能。ただし、いずれもそれなりに値段がするわけで、管理する植物のタイプや規模にもよりますが、基本的に一つじゃ済みません。そうなると、amazonなどで売られている安価なタイプに頼ることになるのですが、数の多さと値段の兼ね合いでなかなかこれというものが見つからないと思います。
今回は、その中でも人気と評判、価格も比較的安めな「MORSEN」というメーカーのライトをピックアップ。
実際に使ってみたおよそ3ヵ月のレビューをお届けするので、ぜひご参考にしてみてください。
現在、新商品として100Wのものがリリースされていますが、人気の従来品である80Wのものをお届けします。
3000円にしてはかなり頑張っているのでは? という感想。あとは耐久性の問題ですが、今の所危うさは感じませんし、この価格なら春まで保ってくれたらいいなくらいの期待で充分かなと思います。
3つ設置していますけど、それでもアマテラスやツクヨミの1個の値段よりも安いわけですから、超高コスパですよね。
MORSENのライトで室内管理のビカクシダは冬にも関わらず結構動いてくれています。
キッチャクードの貯水葉はこれで2枚め。他のビカクシダも着々と動いていて、なんなら外管理のときよりも動いている種類もあるくらい。
販売サイト内ので記載と実際の性能の乖離がどれぐらいあるのかはわかりませんが、とりあえずビカクシダにおいては育成ライトの役割を充分以上に果たしていました。
植物育成ライトにお悩みの方は、ひとまずMORSENのものはそれなりに信頼できると考えて、購入に踏み切ってみてもいいかもしれません。安価ですしね。
効果は個人差ないし植物差があると思いますので、もしいまいちならアマテラスやツクヨミにシフトするなど、ステップアップの手段としてチョイスしてみるのはいかがでしょう?
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