悩めるバイク用ブーツは「Danner」で解決!?
バイクに乗るとき、みなさんはどんな靴を履いていますか?
特にロングツーリングを視野に入れると、歩きやすくて、タフで、全天候対応…このあたりが必要条件として挙がってきますが、3つとも満たす靴って意外とないんです。
例えば、バイク用品店などで販売されているバイク専用ブーツは、バイク操作や安全性を考慮した構造になっているものの、歩くにくさを感じるモデルが多いです。
デザインも機能性に応じたものになっていたりしてバイク用以外では運用しづらく、それでいて比較的高価なのもデメリットといえます。
ライダーにはおなじみのエンジニアブーツを始めとするワークブーツは、タフでファッション性も高いので普段使いにも重宝します。
ただし、全天候対応ではないので、雨が降ればしっかり濡れます。革製品なのでその後のケアも面倒。疎かにするとカビが生えたり、表面が割れたりして大変なことになります。
天候の変化に完全対応したいのであれば、最強なのは長靴。安くて雨で濡れることもなく、バイク操作に対応したデザインのものもチラホラあります。
とはいえ、雨が降らなければいい天気のもとで長靴でいるはめになり、通気性は悪いので非常に蒸れます。歩きやすい靴とも言えません。
結局は一長一短、その時々に合わせて使い分けるしかないと思っていたのですが、バイク用ですごく最適な靴があったんです。
それが「Danner」。
Dannerといえば、アウトドアブーツメーカーでおなじみ。高い防水性と耐久性を兼ね備えたゴアテックス採用したブーツ「ダナーライト」が有名ですね。
トレッキングを守備範囲にした靴なので歩きやすさは言わずもがな。タフさも相まってDanner製ブーツは軍用に採用されていたりします。
フォートルイスはショップではあまり見かけないモデルなので、似たようなものをお求めの場合には「ACADIA」が良いかもしれません。
足首にも安心な丈と、ゴアテックスが採用されているので防水性も安心です。
定番モデル「ダナーライト」もオススメ。少し丈は短めですが、バイク用ブーツとしては充分。ゴアテックス採用モデルなので防水性もとても高いです。
普段使いもしやすいスタイルなので、日常での悪天候時にも活躍してくれます。
上記2つはダナーの中でも高級モデル。ちょっと厳しいという方は以下のモデルはいかがでしょう?
ダナーライトの廉価版ともいえる「ダナーフィールド」は、ダナーライトの半額以下で購入可能。とはいえ、ゴアテックスが採用されているので防水性は高い。
そもそも、このダナーフィールドの防水性の高さを友人から聞いたことをきっかけにDannerの靴を採用したので、定評有りです! デザインもダナーライトを踏襲したものになっているので普段遣いもしやすく、悪天候時の相棒としてストックしておくのも良いでしょう。
サバイバルゲーム用ブーツとして作られたタイプということで、動くやすさと耐久性を追求。ゴアテックスは採用されていないものの防水加工が施されているので、急な雨にもある程度対応してくれそうです。
価格も1万円台と比較的リーズナブル。バイク用として運用すれば普段遣いよりもダメージを負うし、消耗品と考えたときには選択肢として充分有りだと思います。
ケアについて
本皮を使っているタイプは、他の革靴と同じケアでOK。
消耗具合に応じた定期的にケアを行いましょう。
レッドウィング ベックマン フラットボックス およそ2年間でどう変わった?
しばらく流通が止まっていた「レッドウィング」のブーツ達が販売され始めたせいなのか、ここ最近、このブログでもレッドウィング関連記事のアクセスが増えているような気がします。
とはいえまだまだ品薄が続いているようなので、欲しいと思っている方は不意に訪れる購入機会をぜひとも逃さぬように…。
ということで、今回はしばしば経年変化レポートをお届けしている人気シリーズ「ベックマン フラットボックス」の進捗です。
フラットボックスを履き始めてもう2年。世界的な情勢やここ最近私自身環境の変化もあってブーツとの付き合い方も変わり、しばらくシューケアも滞っていました。
世間は年末ですっかり冬模様。それに合わせて久々に手入れを行ったので、その仕上りと経年変化具合、インプレッションについても改めてお送りしましょう。
↓以下は過去記事。参照していただくとより経年変化具合が分かるはず!
ケアが完了したのがこちら。
以前と大きな変化はないですが、気持ちシワのディテールが深まったかな? という印象。
大体一年弱ぐらいで履きジワの形状は決まってしまって、そこからの変化は徐々に…という具合でしょうか。
所有している革靴の中でも履く頻度は1、2位を争うくらい多いフラットボックス。
先芯が無い分履き心地がソフトでまた履いて出たいと思わせてくれるのが一つ。また他にはないシャープなフォルムが履き回しに都合が良いのも、頻度を増やしているポイントかもしれません。
革靴ライフのアクセントにもなってくれるレッドウィング フラットボックスシリーズ。
まだコレクションに加えていない方はもちろん、初めてのレッドウィングにもオススメの一足です。
レッドウィング ベックマン“フラットボックス”を買いたいと思っているアナタへ〜レビュー&経年変化レポート〜
▲1枚目:履き始めの新品、2枚目:メンテ前、3枚目:メンテ後
レッドウィングの定番モデル「ベックマン」の“フラットボックス”はその名の通り先芯を設けていないタイプ。
先芯があると経年変化によって甲の部分がシワで沈み、爪先が上向く形に変わっていくのですが、写真でお分かりのように、先芯の無いフラットボックスは爪先も同じように沈み、通常よりもシャープな形状に。シワも複雑に入り込むので、いい意味でのヤれ感が強く出たりもします。
新品時と現状のギャップ、すごくないですか? 履き始めてまだ一年半くらいで、しかも複数履き回しているんですけど、別の靴かと思えるくらいかなり履きこんだ雰囲気出てますよね。逆に、新品状態は先芯が無い分フォルムにメリハリが少なく、通常のベックマンよりも地味な印象なので、履き込めば履きこむほどどんどんその魅力が増していく、経年変化を存分に楽しめる1足だと思います。
通常のベックマンが編み上げタイプのところ、フラットボックスは上3個分がフックタイプで脱ぎ履きも比較的楽。履きこむためのお膳立てもしっかりされています。
また、アイアンレンジャーとは違うタイプのフックで、ベロへの傷も気にしなくていいのもトピックスでしょう。
ただ、残念ながらいまだ続くコロナ禍で品薄状態のようで、先日、新宿の専門店を訪れた際にも見かけませんでした。公式サイトでも入荷待ちになっていますね(※2021年4月28日段階)
今のところ絶版になったわけでは無さそうなので、早めの入荷と思う存分履きめるような社会情勢へと改善されることを願うばかりです。
▲以下の過去記事もぜひ目を通してみてください!