レッドウィング ベックマン“フラットボックス”を買いたいと思っているアナタへ〜レビュー&経年変化レポート〜
▲1枚目:履き始めの新品、2枚目:メンテ前、3枚目:メンテ後
レッドウィングの定番モデル「ベックマン」の“フラットボックス”はその名の通り先芯を設けていないタイプ。
先芯があると経年変化によって甲の部分がシワで沈み、爪先が上向く形に変わっていくのですが、写真でお分かりのように、先芯の無いフラットボックスは爪先も同じように沈み、通常よりもシャープな形状に。シワも複雑に入り込むので、いい意味でのヤれ感が強く出たりもします。
新品時と現状のギャップ、すごくないですか? 履き始めてまだ一年半くらいで、しかも複数履き回しているんですけど、別の靴かと思えるくらいかなり履きこんだ雰囲気出てますよね。逆に、新品状態は先芯が無い分フォルムにメリハリが少なく、通常のベックマンよりも地味な印象なので、履き込めば履きこむほどどんどんその魅力が増していく、経年変化を存分に楽しめる1足だと思います。
通常のベックマンが編み上げタイプのところ、フラットボックスは上3個分がフックタイプで脱ぎ履きも比較的楽。履きこむためのお膳立てもしっかりされています。
また、アイアンレンジャーとは違うタイプのフックで、ベロへの傷も気にしなくていいのもトピックスでしょう。
ただ、残念ながらいまだ続くコロナ禍で品薄状態のようで、先日、新宿の専門店を訪れた際にも見かけませんでした。公式サイトでも入荷待ちになっていますね(※2021年4月28日段階)
今のところ絶版になったわけでは無さそうなので、早めの入荷と思う存分履きめるような社会情勢へと改善されることを願うばかりです。
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