自炊の復活とトングの話。
最近自炊を復活させました。
今の住まいに引っ越してから仕事の忙しさを理由に自炊を放棄して、フィルムの現像液とかの置き場所にしていたのですが、自粛期間で家にいる時間が増えたじゃないですか。それで近所のコンビニで毎食千円弱の買い物をしていた時に「これはちょっとバカバカしすぎる」と思い、即座にキッチンを料理ができる状態へと復旧させたんです。
学生時代は基本自炊で両親ともに料理をバリバリやる方だったので、キッチン用品は一式あるし知識もまあまあ。自炊を復活させること自体になんのアレもないんですが、単に自炊するだけだとっていうのもなんかモチベが上がんないので、料理の写真の勉強も兼ねようと。
だから、料理の準備とともに撮影機材の準備もするという不思議な自炊と化しています。
せっかく新たに自炊をスタートさせるんだからキッチン用品も見直そうと、鉄のフライパン、アルミパン、ご飯炊き用の土鍋、まな板も木製にわざわざ変えちゃったりなんかして、ほんと男料理のダメなところ全開にしちゃっているんですが、新たに購入した「トング」が想像以上のものだったのでご紹介しようかなと。
遠藤商事ってとこが出しているなんの変哲も無いただのトング。ただAmazonのレビューではかなりの高評価を受けていて、事実そのレビューに違わぬ優れモノなんです。
お分かりの通り左2本は閉じた状態にできるんですけど、新トングにはそれが付いていません。はっきり言ってこの閉じる機能、トングにいらないんですよ。
使う時にいちいち解除させないといけないし、この手のものは大体最大まで開脚するんで片手でサッと扱えないんですね。無理に使おうとすると指挟んだりして結構痛い。
取り分ける時だけでなく、炒める時の菜箸やフライ返しの代わりとしても使ったりとにかく出番が多いものなので、常に程よく開いている方が理にかなっているんです。しまう際には閉じる機能つきの方がいいかもですけど、どこかに掛けておく分にはあんまり関係ないかなと。
あと内側の構造ですね。
左みたいになっているもの多いんですけど、洗いづらいっていうか奥まったところはほぼ洗えないんです。使っていくと小汚くなるんです。
それに対して右のトングはフラットな一枚板なので難なく綺麗にできていつも清潔。
こういった形のトングは別にあるんですけど、特殊な形状だったり、オール金属の取り分けメインのものだったりして、こうした先端が耐熱樹脂のオーソドックススタイルのものって結構少ないんです。
トングとしての性能ももちろん高いです。鍋から直で麺を掴んでも最後の1本まできっちり掴んでくれますよ。
トングはオールマイティに活躍するキッチン用品の主軸。これが使いやすいものに変わるだけで料理も数段楽しくなるので、今のトングに不満を持っている方は見直してみては?
最近自炊再開させたやつが何言ってんだって感じですが(笑)、かつてはトングの使いづらさに要所で使っていなかったのに、今はほぼトングで賄ってます。使わないのはチャーハンとかそういう米の炒めものくらい?
さて、この自炊生活もどこまで続くのか。
とりあえずカレーを作るとなんか負けた気がするので、カレーはなるべく作らないのが今の目標ですね。