観葉植物沼にハマるには、まずはアガベから。
2019年の誕生日に会社の先輩からもらったガジュマルをきっかけに興味が沸き、ここ最近のブームとともに一気に火がついた観葉植物熱。
いろいろと手を出しているのですが、やっぱり「アガベ」が一番好きかもしれないですね。
観葉植物ブームを牽引する植物の一つ「アガベ」。テキーラの原材料でも知られる「リュウゼツラン」の一種です。昔から観葉植物として親しまれていたようで、爆発的に人気が高まったのはここ最近。それ以前は不人気種だったとか? ここ最近の高騰ぶりを見ると信じられない話です。
基本的に小型種が人気で、その中でも「チタノタ」が圧倒的。バリエーションの数が他の品種に比べて圧倒的に多いんですよね。こうしたバリエーションは台湾で盛んに作られているようで、少し目を離すと聞いたこともないバリエが登場するので、油断できないです。
アガベがおすすめなポイント
1.とっても丈夫
いろんなサイトや動画で共通して言われるのが丈夫なこと。サボテンなどと同じ多肉植物なので、水やりの頻度が少なくてもそうそう枯れません。なんなら鉢から抜かれた状態の“抜き苗”で売られるくらいですから。冬場はそのまま3ヶ月くらいくらい室内で放置していても枯れたりしないくらいの生命力を持っています。
2.育成環境を整えるのがそこまで難しくない
アガベは日光を欲する植物なので、春〜秋までは日当たりの良い外にほっぽり出しておくだけでOK。台風や梅雨時で連日めちゃくちゃ雨が降り続く時は、雨を避けたり、室内に入れても良いかもですが、基本は屋外で良いです。逆に、屋外に出すスペースがない時が大変かもしれないですね。その際には、植物育成ライトをうまく使って、アガベが欲する光をしっかり確保する必要があります。
3.頑張って購入した価値の高い品種が増えてくれる
4.成長が遅い
これは良し悪しあるんですけど、変化が少ないので、かっちり育ったものを買えばしばらくその状態が楽しめますよ。大体年単位での変化?
成長の変化をわかりやすく楽しみたい人は種から育てるのも良いかもしれないですね。成長済みの物よりも遥かに安いですし、発芽率も想像以上に高いので安心です。
注意点
水やり頻度が少ないだけで、やらなくていいわけではない
僕自身アガベのキャリアが長い訳ではないのでまだ枯らせた経験はないのですが、アガベはとにかく“水やりを少なくする”というキーワードが必ず登場します。だからと言って、水はやらないとさすがのアガベも枯れます。また、水のやり過ぎも根腐れを起こして枯れるんですね。つまり、水やりのタイミングが結構難しい。
水やりのタイミングを見極めるには、毎日アガベを観察する必要があります。植物をやっている人は共通して「水やりのタイミングは植物が欲した時」っていうんですよね。その植物が水を欲しがっているのがわかるとか。
アガベ自体そんなに安い植物ではないので、ダメにしたくないですよね。よく観察して、でも過保護にやたらめったら水をあげないように時には心を鬼にして、きれいでカッコイイアガベを育て上げたいところです。
もっとアガベについてちゃんと知りたい人におすすめの動画
ドライガーデンをメインにさまざまな観葉植物について楽しく解説してくれています。マナカさんが良いキャラしてるんですよね。世田谷や所沢にショップも構えているプロの植物屋さんなので情報としても確かですし、ライトな内容なので非常に参考にしやすいです。
ちょうどこういう動画があるので、ここからいろいろ探ってみると良いかもです。
ROUKAさんの動画もめちゃくちゃ観ました。アガベに特化した内容なので、より深い知識を得たい時には視聴必須ですよ。しかも、かなりの種類のアガベを育て上げているので、経験値も段違い。笹の雪がとにかく欲しくなります。
協力した本がつい最近発行されたみたいです。アガベ沼にハマったらぜひ買いましょう!(僕も買いました)