レンジファインダーカメラが生み出す悲しみの空白
…このタイトルだとカメラのせいみたいに読めちゃいますけど、私のせいなんです(笑)。
ライカMシリーズをはじめとするレンジファインダーカメラを使っている人だと「はいはい」という感じのこの現象は、カメラが壊れているわけではなく、レンズキャップをつけたまま写真を撮っていたからなんです。
レンジファインダーだとレンズを通した像を見ているわけじゃないので、レンズにキャップをつけていようが、極端な話レンズがついてなくてもいつも通り写真を撮る行為ができちゃうんです(さすがにレンズがついてなかったら気づきますけど)
一眼レフだとありえない。レンジファインダーだからこその事象と言っていいでしょう。
現場では途中で気づいて「あ〜やってしまった〜」とレンズキャップを外して撮り直したんですが、とにかくすんごくテンション下がるんですよね。
そして現像されたフィルムを見て6カットにもなる空欄でさらにテンションが下がるという…。
一生懸命色々構図を考えてながらシャッター切ってたんだなぁ〜…キャップをつけたまま、と(笑)。
久々にレンジファインダー使うとやりがち。
「いや、キャップ外しっぱなしにすればいいじゃん」
ってツッコミがありそうなんですが、これには理由があって、
長時間キャップを外したままでいるとレンズから入った光がシャッター幕に当たって穴を空ける危険性があるって何かのサイトで見たんです。
なので、写真を撮らない時はキャップをつけていて、写真を撮る時だけ外すんですが、瞬発的に写真を撮ろうとするとすぐさまピントを合わせたり、パンフォーカスですぐシャッター切ったりしてキャップを外すのを忘れちゃうんですよねぇ。
と、レンジファインダーあるあるみたいな感じで書きましたけど、あるあるですかね?
差し支えなければ、私も同じ経験がありますという方はぜひコメントをください(笑)。