憧れの「レッドウィング」とともに生きていく。ワークブーツを育てる面白さ。
レッドウィング8111アイアンレンジを買ってしまいました。
何を隠そう、これでレッドウィング、5足目なんです(笑)。
レッドウィングを初めて買ったのは2017年10月くらい。
きっかけはいろいろあるんですけど、多分一番大きい要因は「カメラ」だと思います。
オリンパスOM-1、ニコンF、ニコンF3、ライカM3、ハッセルブラッド500cm…etc。
もっともカメラに狂っていた頃にこうした名機と呼ばれるカメラたちに触れてきて、何十年経っても色褪せることはなく、そして今だにカメラとして現役であることを目の当たりにしてから、ブランドや流行りものよりも、長く使えるものの方が魅力的に思えてきたんです。
それで手を出し始めたのがワークブーツ。レッドウィング、というわけです。
なぜ「レッドウィング」なのか
中学〜高校のあたりでレッドウィングが欲しいなぁって思ってた時期があったんですね。なんでかは定かじゃないですけど。キムタク?
ただその頃はエアジョーダンなどのバッシュや、DCやグラヴィスといったスケーターが流行っていた時期で、周りに合わせるならそれだし、やっぱりレッドウィングは親にねだるものとしては高すぎました。結局一度もレッドウィングを履くことはありませんでした。
そんな当時の思い出からワークブーツ買うならレッドウィングと。
レッドウィングしか知らなかったというのもありますけど(笑)。
かっこよくてコスパも良いレッドウィング
ずっとレッドウィングって高いものと思っていたんですけど、調べてみたらワークブーツの中では実は安い方なんですよね。
ホワイツブーツ、ウエスコなどレッドウィングよりも高いものがたくさんあって驚きました。
それなのにワークブーツといえばレッドウィングと、多くの人が答えるであろうその圧倒的なブランド力は大きな魅力といえるでしょう。
それでいて、レッドウィングは作りがしっかりしていてかなり頑丈。
いろんなワークブーツを履いてきた職場の先輩も、結局レッドウィングが一番良いとのこと。
長持ちしてコスパがよく、みんなが知っている圧倒的なネームバリュー。
ホワイツブーツがワークブーツの王様と呼ばれていますが、レッドウィングは総合力でホワイツブーツよりも優っていると思います(ホワイツブーツ履いたことないですけど…)。
種類が豊富なのもレッドウィングの魅力
レッドウィングにはいろんなブーツがあります。それこそワークブーツではなくドレッシーな革靴タイプも。
Mil-1…欲しいですね。スーツなのに足元はレッドウィングってなんか良くないですか?(笑)
ちなみに現在 5足持っていますが、いずれも違う形をしています。
今回買ったアイアンレンジは、定番のアイリッシュセッターに比べて少しスマートで、つま先にもう一枚革が貼られたメリハリのあるフォルム。ソールはコルクが混ぜられたもので、他のモデルとは一線を画しているずっと欲しかったモデルでした。
今となっては99%レッドウィングを履いて日々過ごしていますが、5種類もあると服との組み合わせには困らないですし、むしろ今日はこの靴を履くから服装はこうしようと、レッドウィングを軸にその日の服装を選んでいたりします。
あと複数所有するのは毎日同じ靴を履かないためでもあります。
これはワークブーツだけでなくスニーカーなどにも言えるんですけど、やっぱり毎日同じ靴を履いているとそれだけ靴への負担は大きいです。
その日履いたら中2日くらい空けて履くようにはしています。お気に入りの靴は毎日履きたくなるんですけどね。
自らの手で靴を育てる楽しさ
革靴の醍醐味は履き込むことで変化していく「エイジング」。
履きっぱなしでも良いんですけど、自分で手入れをしていくとより長く履いていくことができますし、綺麗に維持することだってできます。
これが面倒という人も多いですけど、目に見えて綺麗になってくれるのですごい楽しいです。思っているほど大変じゃないですしね。
ワークブーツにハマっているのはこの作業が楽しいというのもあります。
奥野さんの動画はすごい参考になります。
靴の手入れについてすごくわかりやすく解説、実演してくれるので真似しやすいです。
最近一番楽しみにしている動画です。
革靴の修理の様子や手順を公開。ソール交換をしてその靴がどう変化するのか、また手入れした後に革靴がどれだけ綺麗になるのかの結果も目の当たりにできるので、革靴の面白さを知ることができると思います。
一度お店にお邪魔してみたい…。
YouTubeはどちらかといえば否定派なんですけど、何かにハマる時はYouTubeがきっかけだったりするんですよね。カメラやバイク系の動画はよく見てます。
新しく買ったレッドウィングを履き下ろす
買った革靴はいきなりそのまま履くよりも、これから末長く履いていくためにひと手間かけたほうが良いとされています。
今回のアイアンレンジにもひと手間加えました。
手入れの方法は靴のタイプだったり使われている革で多少変化はしますが、基本的にはこんな感じです。
また人それぞれ作法が違ったりするので、いろんなサイトを参考にするのがいいです。
私も随分いろんなサイトを訪問しました。
今後この靴がどのように変化していくのか今から楽しみです。
ワークブーツを履いていくことって水槽を立ち上げるのとなんとなく似ている気がするんですよね。付く傷や擦れ、汚れによって日に日に変化していく様子が本当に楽しい。
他のレッドウィングとともにこのアイアンレンジも末長く履いていきたいですね。