東京〜鳥取ツーリング〜その3(なぜ鳥取はバイクツーリングに適しているのか)〜
またまた東京〜鳥取ツーリングの話です。
↑過去の2回はこちらまで
いろいろとトラブルに見舞われた鳥取ツーリングですが、鳥取って非常にバイクツーリングに適した場所だと思っていて、だからこそわざわざ東京から十数時間かけて雨に降られながら自走で赴いたわけです。
海岸線も山道もなんでも楽しめる、鳥取バイクツーリング
かつては生活道路として多くの車が往来していたんですが、鳥取→松江間を繋ぐ自動車専用道路ができて、交通量も激減。信号機は少ない上に黄色点滅ばかりで、ほぼノンストップでいわゆる“田舎道”のワインディングが楽しめる道路となっています。
しかも、国道9号線は海沿いを通っているところが多いので、雄大で時には荒れている日本海ならではの景色を一望しながら走ることもでき、車によるドライブはもちろん、全身で風を感じられるバイク走行であればその醍醐味をより味わえることでしょう。
倉吉を過ぎ、米子方面に向かうと海岸線の頻度は下がるものの、今度はJR山陰線と並走できるスポットがあったり、9号線から山側に入れば、鳥取県が誇る名峰・大山による山道ツーリングが楽しめるなど楽しみは広がります。
ただ山陰線自体、本数が少ないので、並走できるかどうかは運ですね。
自動車専用道路が開通しているのがデカくて、国道9号線をゆったり走るも良し、とりあえず大山でのワインディングを楽しみたいなら自動車専用道路を使って一気に向かえばいいし、とりあえず島根県の出雲大社に向かってお参りをして、9号線を経由してゆっくり帰路につくとか、とにかくツーリングの計画に選択肢が多いんです。
実際に鳥取市内に比べて国道9号線ではライダーを多く見かけます。しかも、多くの方が手を上げて挨拶もしてくれるんですよね。ツーリングスポットであれば割と当たり前かもですけど、東京近郊だとめっきり見なくなりました。
そんなアットホームな環境もそろっている鳥取ツーリング。
他の土地に比べてなかなか訪れる機会がないであろう山陰地方。ライダーの方はロングツーリングがてら一度来てみてはいかがですか?
ご飯も美味しいみたいですよ!(出身者なのであんまり自覚なし)