令和元年に買ったデジタルカメラの話。
先日のブログでも買いたんですが、長年サブ機としても活躍してくれていたオリンパスのE-M5とお別れをし、その資金を頭金にして、久しぶりに新しいデジタルカメラを買っちゃいました!
写真の新宿は「マップカメラ」さんのおしゃれな袋を見てお分かりの通り、結構買っちゃいまして…自分で言うのもなんなんですが、清々しいほどの散財っぷりでした。まあがっつりローンなんですけど(笑)。
デジタルカメラを買ったのはE-M1以来になるかと思うので、何気におよそ5年ぶり。
フィルムでもデジタルでも、やっぱりカメラを購入するのって非常に心が高揚しますよね。買った人の話を聞いても不思議と高揚するんだから尚更。
いろんな人に「何買ったの?」って聞かれたりして…その日はニヤニヤが止まりませんでした。
購入したカメラについて
ここからはただの自慢みたいな内容なので、イラっとしたらスターを押して戻ってください(笑)。
ということで購入ラインナップはコチラです。
…なんか煽った割には大したことないなぁ…と思った方、すみません。僕程度ではこれくらいが限界なので何卒ご容赦を…。
あとパパッと撮ったりので写真のホワイトバランスが微妙なのもご容赦ください。
1.オリンパス OM-D E-M1X
今年の2月に発売されたオリンパスOM-Dシリーズの最新機種ですね。買ってもいないくせにわざわざブログに書いたりもしていたずっと欲しかったカメラです。
pe110.hatenablog.com
センサーサイズが小さいくせに、これまで小さいことを売りにしてきたカメラを作ってきた会社のくせに、こんなデカイカメラを作りやがって! と逆風にさらされ、そのせいもあるのか、いまいちセールスの全貌が見えないこのカメラ。
でも僕にとっては非常に待ちわびていた一台でして、なんかオリンパスのカメラって、強力な防塵防滴を謳っている割に妙に弱くて、メインで使っていたE-M1は、シャッターは開かなくなるし、ダイヤルはバカになって、しまい目にはストラップの金具がもげてカメラが落下するなんていうありえないことまで起こって…。あの時はホント、今すぐオリンパスのシステムを全部売っ払ってニコンシステム1本にしてやろうかと憤慨したほどでした。
でも僕にとってオリンパスのカメラはいろんな面で都合が良くて、取材で歩き回って展示物を撮影することが多い自分にとって、軽くて小型による機動性と、静止画の失敗をカバーしてくれる強力な手ぶれ補正はやっぱり魅力的なんですよね。
あとはシステムを組む時にフルサイズ機に比べたら安価に済みところも魅力。
“大三元”と呼ばれるズームレンズは揃えていますが、これがニコンだったら果たして揃えられていたかどうか…?
E-M1Xはシリーズの中でも大型ですが、それでも一眼レフの同等クラスのカメラに比べたら小さいですし、信頼性の向上を目指した仕様は、これまでの経験でオリンパスに抱いていた不安要素を一掃してくれるんじゃないか? …という期待を込めて購入に至りました。
2. オリンパス FL-700WR
オリンパスの最新クリップオンストロボですね。
ストロボはFL-600を持っているんで別に買わなくても良かったんですが、せっかくE-M1X買うのなら…どうせローン組むんだし…みたいなノリで(笑)。
遠隔操作ができたり、レシーバーやコマンダーになったりするので、FL-600とも組み合わせた多灯撮影に便利そうっていうのもありました。
3. オリンパス テレコンバーター MC-14
今月後半の取材用に本当は2倍テレコンバーターのMC-20が欲しかったんですが、人気があって売っておらず、致し方なくMC-14に。こういう機会がないと買わないものなのでまあまあ。コチラは中古。
4. サンディスク SDカード×2
持ち合わせでも良かったんですが、せっかくE-M1X買ったんだし、どうせローン組むんだしっていうストロボと同じノリで2枚購入(笑)。
E-M1Xはダブルスロットなので容量よりも速度重視!
会社にいたプロカメラマンから「俺らが使っているのよりもいいやつ買ってる…」って言われて苦笑い。
体感的にどれだけ違うのか楽しみです。
5. 富士フイルム X100F
実はコンデジを一台も持っていなくてずっと欲しかったんですが、なかなかこれというものがなく…。
候補はたくさんありました。
・リコー GR3
・富士フイルム X70
・富士フイルム XF10
・キヤノン G1X Mark3
・富士フイルム X100TかF
・ソニー RX100のどれか
最初の第一候補は富士フイルムX70でした。でも新品はもうないし、後継機も期待できない。その代わりのXF10はセンサーが普通のベイヤーで、せっかく富士フイルムのカメラを選んでそれはなぁ…と。
G1X Mark3は使ったことがあって非常にいいカメラなのは知っていたんですけど、同時に気になる点も知ってしまっていたのでこれもちょっと…。
RX100シリーズもいいカメラで使っている人も多く、自分も仕事の企画で使ったこともあって良いカメラなのは知ってるものの、ソニーのカメラは買わない主義なので、実はさっぱり候補には入っていませんでした(笑)。センサーも小さいし。ソニーだし。ソニーだし…完全にメーカー差別ですね(笑)。
ということで、GR3が購入希望カメラの筆頭でした。
しばらく借りて使わせてもらったこともあったんですけどホントすごい良いカメラで、GR2からの進化が凄まじく、絵作りもとてもシャープで綺麗。軽くて取り回しも良いし、コンデジとして完成されています。
…が、結局選んだのはなぜかX100Fという(笑)。
理由はいろいろあるんですけど、やっぱりファインダーが欲しいというのがあって、ファインダーのあるコンデジって少なくて、これがコンデジ選びがこじれる一番の要因になっていました。
多分これがなければ、新品がまだ売られているタイミングでX70を買っていたし、今回もGR3を即座に選んでいたと思います。
X100シリーズのファインダーは光学にすることもできてずっと魅力的に感じていたんですけど、光学ファインダー状態のパララックスの枠がイマイチ取っつきづらくて、そこがちょっとネックになっていたんです。
でも最初の候補がX70ということから、そもそも富士フイルムの絵作りを体感してみたいというのがあって、知り合いのカメラマンさんからオススメされたり、ブログを書かれている人で買って使っている人がいたりといろいろと目にする機会が増えて、「これはもうX100Fで良いのでは?」となり、ようやくX100Fに落ち着いた、という感じです。
あと、GRやX70の28mmという画角が自分にはちょっと広いと感じることも多かったというのもあります。
X100Fは35mm。なんだかちょうど良さそう。28mmで撮りたい時はスマホのカメラを使おうと割り切りました(笑)。
6. X100F用フード
本体と一緒にフードも購入。フードは必ず欲しい派なので。妙に高い値段に普段ならちょっとイラっとするところですが、そこはどうせローン組むし…でカバー(笑)。
以上となります。
このブログを書いていて気づいたんですが、これが令和になって初のデジタルカメラ。
なんだか特別なカメラになりそうです。
これから実際に使用してみて、それぞれの使用感などをお届けできたらと思っています。
初代OM-D「E-M5」を売りました。
オリンパスのミラーレスカメラシリーズ「OM-D」の初代モデル「E-M5」を手放しました。
オリンパスのカメラについては過去にも書いてます 。書き始めの時期なのでちょっと恥ずかしい…。
E-M5はカメラを趣味にし、そして仕事として活用することのきっかけになったカメラということで僕にとっても、また“初代OM-D”という歴史的な面からも特別な一台なので手放すことに結構悩んだんですが、数年前からE-M1がメインになり、出番といったらサブ機として持ち出したり、同僚に貸したり、たまーにオールドレンズと組み合わせて遊んだり、雨の日にわざわざ持ち出したり…。
E-M1に比べると出番もほとんどなくなってしまっていたので、まだ価値がつくうちに…という感じで手放す運びとなりました。
初代OM-D E-M5を使ってみて
OM-Dシリーズも今となっては、フラッグシップのE-M1はMk2になり画素数は2000万画素を超え、その上位(?)にE-M1Xというカメラが登場し、E-M5もそろそろMk3が出るんじゃないの? と噂されるくらいの状況なので、初代E-M5の性能なんてものははっきりいってロートルもいいところ。今のOM-Dシリーズと比べると天と地ほどの差があります。
AFポイントは少ないし、挙動も早くはない。ファインダーの性能も見劣りしかないですよね。
もちろん今のラインナップに搭載されている豊富な機能もさっぱり使えません。
そういった年月をかけて向上されていく部分はどうしようもないのですが、オリンパスならではの強力な手ぶれ補正は健在ですし、センサーにゴミもつかず、AFのスピードもまずまず。
今でも“オリンパスのカメラ”としての機能は充分果たしてくれる機種と言えます。
とにかく頑丈でしたね。E-M1なんていろんなことがあって何回も修理に出したのに、E-M5は結局一度たりとも修理に出しませんでした。唯一、アイピースが取れやすい上に壊れやすかったってとこくらいでしょうか。
絵作りが良かった気がします。たまに使ってはハッとする写真が撮れたりして、個人的には何気にE-M1よりも好きでした。
ほんと、とてもよくできた良いカメラでした。
もうちょっと使ってあげたかったなぁ…と今更ながら感傷に浸りつつ、誰かのもとで今一度活躍してくれることを願うばかりです。
ひとまずお疲れ様でした。
そんなE-M5を売却したお金を頭金にして、久々にカメラを買いました! しかも結構がっつりめ。
購入内容は後日ブログでお届けします!
なぜエンジニアブーツに憧れるのか。2268の所感&メンテナンス。
言わずと知れたレッドウィングが誇るエンジニアブーツ「2268」です。
ワークブーツを嗜む人であればおそらく1足は持っているか、そうでなくても一度は購入対象になる一品だと思います。僕も、レッドウィングを履こうと色々と物色していたとき常に候補に上がっていて、結局買ってしまいました。
今回はそんなエンジニアブーツについて。
レッドウィングについての過去記事は以上の3つ。
レッドウィングのエンジニアブーツについて
エンジニアブーツにどういうイメージを持たれていますか?
重い、硬い、痛いなど、結構マイナスなイメージが多かったりしませんか??
そうなんですよね。重いし、硬いし、痛いし、歩きづらいし、暑いし、高いしで、正直いいところを探す方が難しい靴なんです(笑)。
でもなぜか根強い人気を誇っています。なぜか?
…今の僕にもよくわかんないというのが正直なところですね(笑)。
じゃあなんで買ったのかというと、せっかくレッドウィングを嗜むようになったんだから、みんなが憧れる(?)エンジニアブーツを履いてみたかった、っていう“好奇心”が一番の理由かもしれません。
購入前に色々調べたんですが、皆さん苦労して履いていらっしゃって、足に馴染むまでに何度も出血した…なんて人もチラホラ。
でも好奇心+バイク用の靴を探していたということもあって、新品に近い状態の中古をヤフオクで購入したのでした。
本当は茶芯やショートタイプのものが欲しかったんですけど、エンジニアブーツはヤフオクでも総じて値段が高めで、ショートタイプは新品がもう売られていないので数も少なく、結局オーソドックスな2268に落ち着いたという感じです。
2268を履いてみて
届いた2268の状態はまずまず。ほとんど履いていませんということでしたが、インナーソールがしっかり沈んでいて、アウトソールも少しだけ削れていたので、ほとんどは嘘っぽい? でもシワはあんまりなかったのでそこまでは履いてないようでした。
サイズはほかのレッドウィングと同じ9.5D。履いてみるとグッと押し込む感じでピッタリ&少し締め付けるような感触があり、そういうもんなのかな? というファーストインプレッション。歩きづらさはあるものの、驚くほど重いみたいな感覚はありませんでした。
かかとが上がるので背が高くなり、足長なシルエットに。そしてゴツゴツとアスファルトにカカトをぶつけながら歩く感触は不思議と気持ちを高揚させてくれます。すると、2268がすごいかっこいい靴のようにも思えてきます(笑)。
…と、楽しいのはここまで。ここからエンジニアブーツの本領が発揮されてきます。
会社についてデスクワークに励んでいると、だんだん足に違和感が出てきて、足の甲がズキズキと痛み出しました。これがもう我慢できないくらいになってきて、30分に一度立つような状態。立って歩いていると痛みがだんだん軽減されるんですよね。座れば再発。
結局、その日は途中から2268を脱いで仕事をする羽目になり、すぐにamazonにサンダルを注文したのでした。
2268を履いて約1年半。ミンクオイルをガンガン揉み込んだりしましたがいまだに甲のあたりに痛みが走ることがあります。ただ当初よりは痛みを感じることは減って、一日履きっぱなしなんて日もかなり増えました。
もしこのブログを読んでくださっている人でエンジニアブーツを買おうと思っている人がいるなら…
1.必ず靴屋さんに行って、お店の人にサイズの選び方や自分のサイズ感を知っておく
2.必ず新品を買う
足が痛くならないエンジニアブーツに出会える保証はありませんが、この2つは実践しておいて損はないかと思います。
まあ普通のことなんですけど。ヤフオクなどの方が安いからついつい…ね。
2268をメンテナンスする
そんな2268を久々にメンテしました。中古ってこともあって多少荒目に使っています。バイクに乗るときはほぼ2268を履いています。
メンテの手順としては
馬毛ブラシでホコリを落とす→ざっと固く絞った濡れた雑巾で拭く→クリーナーで拭く→靴クリームを塗る→豚毛ブラシで靴クリームをなじませる→布で吹き上げる→馬毛ブラシで軽くブラッシング→終了
いつも通りですね。
次もしエンジニアを買うなら茶芯の新品が欲しいですね。もちろん今の2268も併用で。